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百八十九話 ページ7








「はい、改めましてよろしくお願い致します。青柳Aと申します。」




「…テメェはよくこの状況でよくアホみたいに普通に名乗れるな。」




アフロ頭の局長…ではなく副長であった土方さんは苦笑い、というより軽く引いている。




「取り敢えず屯所の中に入れてもらえたのでオールオッケーですから。」




「おい、土方ァ〜。隊士を殺そうとした割には態度デカすぎだろ〜。よって今日から俺が副長〜。」

「元はと言えばテメェのせいだろ!」




「まぁまぁ、総悟もトシも落ち着いて!」




あぁ、また副長さんの瞳孔がフルに開き、先程爆発物を投下した本人…もとい一番隊隊長である栗毛の沖田さんに斬りかかっている。




それを必死に止めようとしているのは、本物の局長である近藤さんだ。



ちなみにさっきから事あるごとに乱闘へと発展している。



全然話が進まないと、俺自身も苦笑いを浮かべため息をつく。





俺が屯所に入れなかった原因は実は門番さんではなく、沖田さんにあったらしい。


門番さんに俺を入れるよう伝えておくのを忘れてしまったようだ。



…本当に忘れたのか、意図的なのかはわからないが。




まさに一触即発!というところに、局長さんが来てくれて俺の無実を晴らしてくれたのだ。




壊れてしまった門を見て一瞬フリーズしていたが。





「あっ…。」




そういえば門どうしよう。




まだまだ続きそうな乱闘をスルーし、局長さんに話しかける。




「あの…。門破壊しちゃってすみません。わざとじゃないんです、気づいたらこう崩れていて…。」



「あぁ、いいよいいよ大丈夫。多分経費で落ちるから。まだ民家じゃないだけマシだよ。」




と局長さんは遠い目をしていた。




攘夷志士などの取り締まりをして治安維持に努めるところだと聞いたが、





どうして民家が壊れるんだろう。







そんな事をこころに抱きつつ次なる質問をしてみる。









「そういえば俺の配属はどこになるのでしょうか?」

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大和もなか(プロフ) - REMIさん» 更新の間隔が遅めとなってしまってすみません。そろそろ勉強に本腰を入れないと…、という状況なので今後更に遅くなってしまうと思われます、ごめんなさい。 (2016年11月15日 7時) (レス) id: a4335a8203 (このIDを非表示/違反報告)
大和もなか(プロフ) - 白猫さん» 有難うございます、途中不安になりながら書いている時もあるのでわかりやすいと言って頂けると嬉しいです!これからも頑張っていけたら、と思います! (2016年11月15日 7時) (レス) id: a4335a8203 (このIDを非表示/違反報告)
REMI - 面白い!早く続きがみたい! チラッ (2016年11月13日 23時) (レス) id: 52dbecf78a (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 凄く面白くて一気読みしました!顔文字とか///とか使ってないのにわかりやすくてでも、くどくどした説明でもなく分かりりやすくて読みやすかったです!これからどんな展開になるのか予想もつかなくて更新がすごく楽しみです!頑張ってくださいね!! (2016年11月7日 8時) (レス) id: 06f3d584d6 (このIDを非表示/違反報告)
大和もなか(プロフ) - 微々華さん» ありがとうございます!更新スピードがこれから先またゆっくりになってしまうと思われますが、もし良ければお付き合い下さいませ…! (2016年10月4日 6時) (レス) id: 72ac6e219f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:大和もなか | 作成日時:2016年8月24日 0時

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