《銀魂》鬼神と化す、姫 (ページ34)

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最近、過去の事ばっかだなぁページ34

数年前から
貴方は昔から私の恩人だった。

戦争の時、一方的に殴られていた。
私は戦いたくなかった。

殺したくなんてなかった。

だから、手も足も出せずに倒れていた。

そんな時、貴方は私を助けてくれた。

安全なところまで避難させてくれた。

まぁ、その後、また天人に倒されそうになった時から、全く記憶無いんですが……。

それから、その日の戦が終わり、
家に帰ろうとしていた時、
声をかけられた。

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昔の桂 : お、お主は…っ！だ、大丈夫かっ？

『…ぇ……あぁ………
…先程はありがとうございました……』

桂 : い、いや…俺こそ助かった……。

『……ぇ？…(助けた覚えなんてないのに…)』

桂 : …いやはや、あんなにも強いとは
俺は思わなかったぞ。
ただ、おなごがここにおるべきではない
とは思うがな。

『…(戦った覚えなんてないのに…)』

桂 : …まぁ、なんだ。ありがとな！
じゃあ、俺は仲間の元に……

…………あぁ、そうだ。名前はなんという？

『……Aです…』

桂 : そうか！Aか！……A。
………驚くだろうが少しいいか？

……もし、また会える時が来たら…
良かったら、だが、お主を嫁にもらってもよいか？

『(よめ？読め？なんだろ… 奴隷のこと？それなら、しょうがない。主が変わるだけ…)
も、もし会えましたら……ですよね…？
…そ、それなら、わかりました…。』

桂 : ほ、本当か！！そうか！は～！良かった。

いやぁ、お主のようなおなごは初めてだ！
あと数年経てば
より可愛らしい女性になるだろうな！
戦う姿さえ、美しく見えて…
今でも十分なくらい、良い女だとは思うが！

まぁ…ここで手放すのは惜しいと思った。
正直なところ、一目惚れだ。
いや、別にロリコンではないぞ！？
ただ、お主の未来に興味が出た。
だから…

……いや、長居しすぎたか…まぁ、あれだ。

また、いつか会おう。
じゃあな。A

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そう言って、貴方は私の髪を撫でた。