《銀魂》鬼神と化す、姫

客観視 ページ32

ﾁｸ…ﾀｸ……ﾁｸ…ﾀｸ……




時計の音だけが響く室内で
戻ってきた記憶を、もう忘れないよう
脳裏に焼き付けていた


私がお姉ちゃんと言っていた人がどんな声で
どう笑うのか、出来るだけ繊細に…。



【……A！】


…お姉ちゃん


【……早くおいで！…ほら！】


……何処にいるの？



呼んでも、話しかけても返事はこない。
手を伸ばしても、届かない。


そうだ…。

…昔からそうだった。、


お姉ちゃんに会える日はほぼ無くて
会えても、いつも家族に呼び出されてた


いつも仕事で構ってくれない家族が
姉を囲んで笑っている

姉を見て話している


それがどうしようもなく


…悲しかった



寂しかった




苦しかった






みんなに愛されていた姉が






とても







…とても








憎かった









私の事も見て欲しかった









私のこともちゃんと愛して欲しかった









憎い、憎いよ









お姉ちゃんなんか死んじゃえ









心からそう思った









…いや、違う









殺したい、殺してやる









そう、思ったんだ。









そして









…そんな自分も醜くて嫌だったんだ

振り返れば大変だった→←子供心=木村カ〇ラの髪型

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〜一言〜

桂 : 柱じゃない桂だ！

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