♥127 ページ39
流石にあのマグカップは処分しないと…。てかそろそろ帰ってもらっわないと、家でも落ち着けない。
「帰ってくれないか？これから出かけないといけないから。」
「一緒に行っちゃだめなん？」
「お前らまず家に帰れ。家の奴ら心配するだろ？」
「あ、トントンさんとロボロさんとチーノからの通知がエグい量に…。」
「ホンマや…。」
そうか、2学期の初めから生徒会はシェアハウスしてるんだったな。大もシェアハウスに住んでるし。よし、呼ぶか。俺は通話をつなげるとしばらくして繋がった。
「大、起きてる？」
『あれ、真山くん。どうしたんや？』
「あれ、書記長殿。いや、お宅のゾムさんとショッピがなかなか帰ろうとしないし色々したんで回収してもらおうかと。」
『あー今から行くわ。もうしばらく待ってくれへんか？』
「了解です、そろそろ手が出そうなんで早めに来てください。」
通話を切って二人の方を見る。
「迎え呼んだから制服着ろよ。」
「え、なんで？」
「そろそろ限界だから」
「下がですか？」
「ぶん殴るぞ？」
「既に包丁持ってるのはなんでですか？」
「なんででしょうね？」
目を細めるとショッピの顔が曇った。逆にゾムは輝いていた。
「で、この状況何？」
「おい、ショッピ…まじで許さん。だがらゾムさんはその手を離してくれ。」
「それやったら俺にしてや！」
「ゾムさんまだ死にたくないからそのままでいてください！！」
「A〜、朝のコーヒー飲んだ？」
「あ？このクソネコに異物混入されてマグカップごと使えなくなったわ。」
「異物ってなんですか！？俺の愛ですよ！？」
「あれは完璧に異物だろ！！人の体内で生成されたものなんて入れたくないわ！」
「だからといって刃物はアカンやろ！大人しくせい！」
その後、トントンが2人を大人しくさせて大がコーヒーを入れてくれた。あー朝はコーヒーが美味い。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 204人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Cleanness - いずなたんかわええのぉ (2022年10月30日 12時) (
レス) @page5 id: e9a155fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
人形傀儡(プロフ) - ゼロさん» ゼロさんコメントありがとうございます！ハートの部分に触れられて嬉しかったです。これから今以上にペースは遅くなりますけど更新頑張ります(^^) (2022年8月26日 11時) (レス) id: ebc8796329 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - ハートが黒くなってる！？夢主君のハッピーエンドは来るのだろうか...？続き超楽しみです！更新、無理せず頑張って下さいね！応援しています！ (2022年8月26日 0時) (レス) @page24 id: 77487c3926 (このIDを非表示/違反報告)
人形傀儡(プロフ) - 海さん» 海さんコメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします😄 (2022年8月23日 12時) (レス) id: ebc8796329 (このIDを非表示/違反報告)
海 - うわ続編だ！続きが気になる！！これからも頑張ってください！ (2022年8月22日 20時) (レス) id: 5511dd41f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：人形傀儡 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/setting.php
作成日時：2022年8月20日 21時
