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次の戦い ページ24

『野球………』









私がまだベットから起き上がれないという間に次の交流戦何をするかが決まったらしい
団体戦、と聞いていたがまさか野球とは……

想像の斜め上をきて口が開いたままだった









庵「明日出れそう?」



『出たい気持ちではあります!』



庵「わかったわ。じゃあそう伝えとくわね」









歌姫先生に貰ったお見舞いのゼリーを食べる
桃のゼリーは時々すごく食べたくなる

どこか悪い時に食べると昔熱を出した時の看病してくれた母を思い出してホッとするのだ









コンコン




『はーい』



棘「し"ゃけ!」



『棘くん!』









勢いよくドアを開けて入ってきたのはまだ若干声が枯れていた棘くんだった

私を見ると泣きそうな目になって抱きついてきた









『私は大丈夫、棘くんこそ大丈夫?』



棘「つ"な!おかか"!」



『のど飴?あ、前にあげたやつ?』



棘「いくら!」



『あれ美味しいもんね〜!その袋は?』



棘「たかな!」



『目薬!!!』









そう、棘くんがのど飴やのど薬で楽になるように私は目薬なんかでかなり楽になるのだ

しかし私に至ってはかなりデリケートなため特定の目薬じゃないといけない
それを知ってるのは棘くんや加茂さんくらいだろう


どこかの薬局のビニール袋をブンブン振り回して私に目薬を渡す









『助かる……こんなんじゃどこにも行けなくて』









棘くんに目を見せる
あれから目を開いてもぼんやりしていてモヤがかかった状態なのだ

ほとんど使い物にならず途方に暮れていた









『これなら明日の野球も出れそう』



棘「!?!?!?!つな!?」









棘くんにエッ、出るの!?と言われて頷く









『少しでも長くみんなと戦いたい』



棘「いくら」



『え、でも』









ダメ絶対と言わんばかりの剣幕でバツの字を腕で表す棘くん
まだ完全に目が治ってないんだから、と怒っている









『……わかったよ、野球やらない。応援ならいい?』









棘くんはそれならとオッケーサインを出す
不満があっても万全でなければいつ誰を傷つけるか分からない私の呪術

たぶん棘くんは私のためを思って言ってくれてるんだと思う



たしかに今の私じゃ何も出来ないと思ったから素直に頷いた

呪言使いの苦悩→←目が覚めてから



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める(プロフ) - ハイキュー!!さん» コメントありがとうございます〜!更新頑張ります! (2021年2月24日 1時) (レス) id: 9aa3d5b17c (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー!! - 更新楽しみです☆待ってま〜す☆ (2021年2月24日 0時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:める | 作成日時:2021年2月23日 2時

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