ヒーローみたいね ページ14
「………、………こ！……すじこ！」
『ッ！！！』
目を開けるとそこには顔ドアップの棘くんが
その後ろを木の幹のようなものがおってきていた
『ｷﾞｬｰｰｰｯ！！！棘くんうしろうしろ！！』
棘「たかないくらめんたいこ！！！！」
『棘くんおろして大丈夫だよ！？私重いでしょ！？』
棘「こんぶ！！」
重くない！と言われてしまったが確実に絶対重い
せめて運びやすいようにと棘くんにしがみついて落ちないようにする
棘「つ、つなぁ………」
『ごごごごごめん近すぎた』
真っ赤になる棘くんに全力で謝罪する
それはそれでおいておき迫ってくる幹をどうしようかと思いながら目を触ると先程の目眩はもうなく血もでてない
これならいける、そう思い幹の源であろう場所を見つめ
「 砕けろ 」
同時に先程のよりだいぶ強い目眩が来たが何とか持ちこたえた
私の呪眼は棘くんと違い威力やできる範囲が限られているものの私が見つめていればその間だけ効果が続く
見つめていれば見つめているほど威力がほんとにないのが欠点だが
瞬きはそこら辺の雑魚呪霊であれば問題ないが加茂さんなんかになると瞬きの間に呪術を解除されたりもする
役に立ちそうでそうでもない微妙な呪術だ
棘「しゃけ！！！」
もう呪術は使うなと棘くんが怒る
しかし今の砕けろの間に塀に飛び移ることが出来た
その塀の建物の壁はぶち壊れたが
『私は、棘くんを今の段階で失う訳にはいかないから』
そう言うと不服そうな顔をした棘くんが頷いてくれた
ふと下を見ると伏黒くんと加茂さんが立っていた
幹に巻き込まれそうでやばい、間に合わない、そう思った瞬間
棘「 に げ ろ 」
棘くんの呪言により2人は幹を回避することが出来た
『すごい、』
棘「こんぶ」
『ドヤ顔むかつくけど、今のはほんとにすごい、ヒーローみたいだね』
棘「…………おかか」
棘くんがまた顔を赤くした
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める(プロフ) - ハイキュー!!さん» コメントありがとうございます〜！更新頑張ります！ (2021年2月24日 1時) (
レス) id: 9aa3d5b17c (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー!! - 更新楽しみです☆待ってま〜す☆ (2021年2月24日 0時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：める | 作成日時：2021年2月23日 2時
