いざ行かんデルカダール神殿! ページ3
カミュSide
教会を出て、馬に乗った時だった。
「待ってください!!!」
突如、透き通っていて芯のある少女の声が俺たちを引き止めた。
A「私の名前はAです、あなた達の旅に私を連れて行ってくれませんか!」
そこにはどこかイレブンと似た雰囲気を漂わせる少女がいた。
カミュ「あのなぁお嬢ちゃん、俺たちはあんたの冗談に付き合ってる場合じゃ「これを見ても、まだ冗談だと言えるんですか」…はぁ?」
イレブンのことをお兄ちゃんと呼んだAという少女は手袋を外し右手の甲を僕達に見せた。
カミュ「イレブンと同じアザ…!?どうして」
A「私も勇者らしいんです。そして、私はイレブンお兄ちゃんの妹」
イレブンが明らかに動揺した表情を見せる。
イレブン「僕イシの村で育って…君とは初めて会うのに…?何で?君が僕の妹?」
A「…何にも覚えてないんだ、お兄ちゃん
旅に出る前に、全てを知るのが先。青髪のお兄さん、私に話す時間を下さい。そこのキャンプででも」
あの勇者のアザを携えてるくらいだからワケありそうだし、これは
カミュ「聞くしかなさそうだな」
17人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:( ˙-˙ ) | 作成日時:2018年1月14日 22時