【27】神威の苛立ち ページ30
〜神威side〜
俺は高杉に苛立ち、
2Pで限界寸前のAに強引にキスをした。
慣れていないせいか、
息ができないらしく
俺の胸板をドンドンと叩く。
だが、俺の苛立ちはこんなモノでは収まらず
その後もAに無理矢理キスをしてやった。
貴「…嫌、か…むい、さ…ん!」
………何?
高杉の時は受け入れた癖に、
俺の時は嫌がるワケ……?
……何でなんだヨ……
何で俺のはダメなんだヨ…!
°
°
°
°
そんな事を考えてたら、
益々苛立ちが溜まってきて…。
俺は呼吸不可能になる位の、
高杉の感覚なんか消えてしまう位の…
そんなキスをやった。
°
°
やはり辛いのか、
必死に俺の腕から逃れようとしする。
だが、そんな事ができるワケがない。
貴「…止め、ぁ…っ、んん!」
Aは最後の力を振り絞って、
思いっきり俺を突き飛ばした。
威「……痛っ、」
貴「…神威、さん。何してんですか…ッ!!?」
威「見てわからない?キスだよ^^」
俺は何ともないかの様に立ち上がり、
Aの方へと歩いていく。
すると面白い事に、
俺が一歩進むと、
Aは一歩後退する。
それが面白くって、
俺は壁にAを追い詰めて遊んだ。
°
°
°
俺は面白いが、Aは満更にもなく
俺を警戒している。
°
°
°
多分、何かされると思ってるんだろうネ^^
°
°
°
逃げ場が無くなり、追い詰められた時、
Aは口を開いた。
貴「…こ、コレ以上何をするんですか…?」
すっかり怯えきってる。
高杉の時は怯えてもいなかった癖に…っ、
威「ん?もう、何もしないヨ^^
高杉だけがキスするのがずるかっただけで、しちゃったダケだし、さ…」
貴「…ホント、ですか…?」
威「…うん、ホントだヨ^^」
俺が笑みを浮かべると、
Aはようやく信じてくれたのか、
警戒心を解き、その場に座り込んだ。
貴「………疲れた」
威「…連れてってやろうか?部屋までさ」
貴「じゃぁ……お願いする」
本音を言うと、代償とか貰いたかったケド、
今はキスできたからイイや。
……とか思ってしまった。
°
°
°
°
貴「眠い………よぉ……」
威「寝ててイイヨ^^」
俺が頭をポンポンすると、Aは眠りについた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
111人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キキ - すごく面白くて良いです!応援してます! (2014年2月21日 17時) (レス) id: 41f6035ba2 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶(プロフ) - すごく面白かったです!!! オチはもち、晋助がいいです(^O^) (2014年1月28日 21時) (レス) id: 9ef683ce91 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎族(プロフ) - お気に入りにしました。とても面白いです。 (2013年4月21日 14時) (レス) id: 2b63749d0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:◇輝◇ | 作者ホームページ:
作成日時:2012年9月1日 15時