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【第八十七話】 ページ40

煙幕に紛れ地下に逃れた太宰と敦は、先ず第一にQの異能を止めることに成功した。

だかまだ名残が残っているのか、未だ人形はケタケタと不気味な笑いを浮かべていた。


「如何して此処が...?」

「敦君が降ってくる方角をずっと探して居たからねっ」


太宰は良く頑張ってくれたと言わんばかりに敦を褒めた。
だが課題はまだ残っている、Qが敵の手にある限りギルドは何度でも大破壊を起こす筈だ。

「第一対抗可能な協力者である異能特務課も活動凍結された、これ以上は.....」

今状況に太宰はどんな作戦を練るべきか困惑を見せた。それに加え、Aの救出に失敗してしまったからだ。

だがそんな中、敦にはある提案があった。


「.....太宰さん、昔読んだ古い本にありました」


それは『ある人』の書物だ。

『昔、私は、自分のした事に就いて後悔したことはなかった。
しなかった事に就いてのみ、何時も後悔を感じていた』

「それにこうもありました」


『頭を間違うことがあっても、血は間違わない』


敦は空の上である発送を得ていた、探偵社の皆からすれば論外な発送かも知れないが勝利という確信が得られるのは確かだった。


「僕の血と魂が示す、唯一の正解に思えてならないんです」

「どんな着想(アイディア)だい?」

「.....協力者です」

敦が思い浮かべるはただ一つ。

「彼等は横浜で最も強く、誰よりこの街を守りたがっています。ギルドと戦う協力者として、これ以上の組織はありません」


太宰はその言葉に意味を察した。
それは探偵社にとって鬼門であり、また彼等にとってもそれは同じことであった。


「その組織の名は.....









...ポートマフィアです」

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星月 菜兎(プロフ) - アメ子さん» お返事ありがとうございます!!楽しみにしています!!更新頑張ってください!! (2016年11月18日 23時) (レス) id: c1b876223e (このIDを非表示/違反報告)
アメ子(プロフ) - 星月 菜兎さん» 両方のエンドですね…(; ・`д・´)ゴクリ ではお話が終わり番外編が出来次第、片方のエンドを製作してみようと思います!リクエストありがとうございます!(≧∇≦) (2016年11月18日 7時) (レス) id: 664edc9cf7 (このIDを非表示/違反報告)
星月 菜兎(プロフ) - コメント失礼します!!ハッピーエンドも見てみたいですがバッドエンドも見てみたいです!!ぜひお時間ありましたらどちらも書いてください!!わがまますみません!! (2016年11月17日 1時) (レス) id: c1b876223e (このIDを非表示/違反報告)
アメ子(プロフ) - ゆずかさん» 3周もリピートされているとは…!大好きだと言ってもらえて嬉しいです、これからと頑張ります!!ヽ(。・ω・。)ノ (2016年11月15日 21時) (レス) id: 664edc9cf7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずか(プロフ) - 1ヶ月半ほど前から前作を読み始め、最近やっと追いつきました!これからどうなるんだろう、とワクワクしながら3周ほど読み直しています。何回読んでも飽きなくて面白くて大好きです! (2016年11月15日 20時) (レス) id: 6d28a617a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アメ子 | 作成日時:2016年9月16日 19時

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