【第八十三話】 ページ36
敦は空から横浜に向かう中、己の虎の異能で視野を広げた。
すると地上ではあのポートマフィアが襲い掛かる人々と激しい攻防戦を繰り広げていた。
｢交通網を死守しろ!襲ってくる奴は撃て!
此の侭だとうちが商売する場所まで灰になっちまう!首領の指示だ、死ぬ気で守れ!｣
ポートマフィアの幹部の一人、中原中也を中心に部下らはせっせと応戦している。
そんな彼等の姿を見た敦は、少々の感動と感心を得ていた。
だがそんなのも束の間、ギルドは敦を狙っている。
その人物は白鯨の砲撃位置にいた。
｢ふっふふー!このトウェイン様にかかれば落下中の標的なんてラクショーさ!
見ててくれよ、故郷のレディ達!｣
するとトウェインは敦目掛け、ミニ四駆程の大きさをした戦闘機を発射した。
中には小人がおり、敦を確認する限り｢見つけたゼ｣と口元をニヤリとさせた。
危機感を感じた敦はすかさずパラシュートと発動させる。
｢今のは...!?｣
｢トムが標的の座標を捉えました｣
またトウェインの元では別の小人が状況報告をしていた。
｢
ハックという小人は標的をしかと捉た。
｢砲口初速よし、母艦との相対速度修正よし｣
銃の矛先を的確に慎重に狙う。
『凄い!トウェインの異能は凄いよ!俺、銃とかよく使うから羨ましいなぁ...』
｢.....｣
二人の息が合わさった瞬間
｢射えッ!｣
｢ｶﾞｯ.....｣
敦は銃の爆風共々パラシュートを壊され、何処かへ吹き飛んだ。
｢ハックの砲弾がパラシュートを打ち抜いたぜ｣
今度はまたトムと呼ばれた小人が現れ、トウェインへ報告に入った。
｢タイガーボーイは?｣
｢衝撃波で気絶、こりゃ地面衝突で粉々コースだな｣
｢WOW!やっぱり僕の
｢トウェイン大活躍日記｣の内容がまた一つ増えたね!｣
トウェインは出来ないことが出来るようになったとはしゃぐ子供の様に過剰に喜んだ。
｢殺さないって指示はどうよ?｣
｢知らない!死体さえ残ってれば本国組の異能者が何とかするでしょっ｣
｢.....｣
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星月 菜兎(プロフ) - アメ子さん» お返事ありがとうございます！！楽しみにしています！！更新頑張ってください！！ (2016年11月18日 23時) (
レス) id: c1b876223e (このIDを非表示/違反報告)
アメ子(プロフ) - 星月 菜兎さん» 両方のエンドですね…(； ･`д･´)ｺﾞｸﾘ ではお話が終わり番外編が出来次第、片方のエンドを製作してみようと思います！リクエストありがとうございます！(≧∇≦) (2016年11月18日 7時) (レス) id: 664edc9cf7 (このIDを非表示/違反報告)
星月 菜兎(プロフ) - コメント失礼します！！ハッピーエンドも見てみたいですがバッドエンドも見てみたいです！！ぜひお時間ありましたらどちらも書いてください！！わがまますみません！！ (2016年11月17日 1時) (レス) id: c1b876223e (このIDを非表示/違反報告)
アメ子(プロフ) - ゆずかさん» ３周もリピートされているとは…！大好きだと言ってもらえて嬉しいです、これからと頑張ります！！ヽ(｡･ω･｡)ﾉ (2016年11月15日 21時) (レス) id: 664edc9cf7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずか(プロフ) - 1ヶ月半ほど前から前作を読み始め、最近やっと追いつきました！これからどうなるんだろう、とワクワクしながら3周ほど読み直しています。何回読んでも飽きなくて面白くて大好きです！ (2016年11月15日 20時) (レス) id: 6d28a617a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ子 | 作成日時：2016年9月16日 19時
