足の不自由な遊女の私と貴方との恋物語(銀魂)

三の夜 ページ4

朝になる

朝は嫌いだ

日が出るとき、それは、すべての始まり

歩けない

何も出来ない私にとっては、地獄だった

どうにか窓まで膝で歩く

外は眩しい

この吉原も、多くの人が歩いてる

それを見ると羨ましい

私も歩きたい

一回で良い

自分の足で歩きたい

これが私の願い

外を見てる私に向かって

外のしたの方から

?)おーい、聞こえるかー？

誰かが叫んでる

下を見てみると

1人の男が、私に向かって叫んでる

あ)き、聞こえます

私も私なりに叫んだ

?)聞こえたか、それはよかった

その男は、太陽の光であまり顔がわからなかったけど

銀色の髪の毛をしていた

あ)私になにかようですか？銀色様

?)おめぇ、星空太夫だろー？

あ)あ…まぁ、そんなところです

?)俺と一杯やってくれねぇか？

あ)…

?)どうした？

叫びあっていたけど、私が叫ぶのをやめた

私が接客…?

そんなことしても良いの？

?)心配いらねぇよ、おめぇのことは、大体、月詠から聞いてるー

月詠さんから？…だったら信用しても、良いのかな

あ)…わかりました、上がってきてください

私がそう言うと

?)わかったよ

と、銀色様は言った

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