足の不自由な遊女の私と貴方との恋物語(銀魂)

二十六の夜 ページ27

神威様が出た後

あ)…

どうしよ…

晋助様にばれてしまうかな

あ)ｲﾀｯ…

少しでも動くと痛い

おきあがれない

晋助様とヤった時はちがかった

こんな痛くなかった

そのまま目をつぶった









あ)んぅ…

起きたら夜だった

月光…

窓には

あ)晋…助様…

シャンシャン

月を見ながら三味線をひいてる晋助様

私の声に気づいてこっちを見た

高)起きたか

あ)はい…

私が布団から出ないことに疑問に思ったらしく

高)風邪か？また足が痛くなったのか？

あ)いえ…

高)骨折でもしたか？

あ)いえ…

高)何で布団からでないんだ？

あ)…

高)隠し事か？

あ)…

晋助様は、三味線をおき

私のところへ着て

私に馬乗りになって

私の頭の両脇に手をおいて

あと3㎝ってところまで顔を近づけてきた

私は動けない…

高)なｧ…A…俺に隠し事するなんてひでぇじゃねぇか？

あ)すみません…

高)言ってくれよ

とても悲しそうな目

とても悲しそうな声

そんな目で私を見ないで…

貴方には言ってはいけない…

嫌われる…


高)なｧ…

あ)…晋助様…

高)何だ？

あ)…一人の遊女がいまして、その遊女は、とても大切な人がいました…とても愛し合ってる二人…しかしある日、遊女は別の男と交わりを持ってしまいました…その大切な人は、その事を知って…どう思いますか…?

高)…俺は…その女を許さねぇ…

あ)…ｯ

高)だけどそいつは遊女だろ？

あ)はい…

高)遊女は男達の為に全力を使う…それぐれぇ男だってわかってたはず…だったら…

Aは言葉を待った

晋助様は気づいてる…

高)男だって遊女の為に全力を使う…だよな？A

あ)晋助様…

高)誰かとヤったんだろう？

あ)ｸﾞｽﾞｯ…すみません…

高)泣くなよ…

晋助様は私の涙を拭いた

そして

ﾁｭｯ

そのままキスをした

角度を変えながらキスをしてくる晋助様

あ)ﾌﾟﾊｧ…////

高)長かったな…わりぃ…

あ)////

高)痛いか？まだ

あ)起き上がれそうです…

晋助様は私の首の後ろに手を回してゆっくり私を持ち上げた

そしてやっと座れた

高)誰とヤった？

あ)…

高)名前知らねぇのか？

あ)神威…様…

高)?!

二十七の夜→←二十五の夜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す