足の不自由な遊女の私と貴方との恋物語(銀魂)

二十二の夜 ページ23

あ)ﾊｧﾊｧ…あ…ありがとうございます…ﾊｧ…

高)しっかりしろ

あ)薬のんだから…大丈夫です…ﾊｧ…ﾊｧ…

高)そうか…

ほっと晋助様は、ため息をついた

あ)晋助様…ﾊｧ…ﾊｧ

高)何だ？

あ)ｷﾞｭｳしてください…////ﾊｧ…ﾊｧ…

晋助様の顔は、ほんのり赤くなった

高)良いぜ

ｷﾞｭｯ

優しく手で包んでくれた

とても暖かい…

あ)ありがとうございます…

高)これぐらいやってやらｧ









私は少し落ち着いてきた

晋助様は、私を布団に寝かせてくれた

私の手を握ってくれてる

とても強く

ｷﾞｭｯて…

あ)晋助様…痛いです…

高)わりぃ…

あ)でもうれしいです…

高)そうか…A、聞いて良いか？

あ)…私は、昔からこうだった訳ではありません、なので昔は、とても元気でしたが、いきなり、足が使えなくなり、接客の出来ない日々が続きました…体の調子が悪くなったのはその頃です…原因不明…だそうです…

高)原因…不明…かｧ…

あ)黙っててすみません…

高)気にするな

あ)私なんか…もう嫌いですよね…

花魁として…遊女として

男に嫌われるのは慣れてる

たが

高)嫌いになるわけねぇだろ

あ)え？

高)逆だ、更に護りたくなった…更に近くに居たくなった

あ)////ｯ

私はそのあと記憶がない



晋助様…



こんな私を

大切にしてくれてありがとうございます

とてもうれしいです…




私は生きなきゃ！


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心配しないで下さい

死 ぬ話ではありません

Aさんは、生きますから

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