25話目 ページ26
突如鳴り響く警報音。
応急処置でダンボールを被ってみたものの、当然前が見えない。
ダンボールを外すと、扉の外でなにやら忙しそうに人が走り交っているのが見えた。
…ここは一体何処なんだろう。
「また子ちゃんも行っちゃったし、外には出られないし」
なんの騒ぎなのだろうか。
…この騒ぎに託けて逃げ出す?
少々無謀にも思えた。
しかしこれはある意味チャンスと言えるだろう。
辺りのガラクタから、傘の代わりになりそうなものを探す。
「……傘だ、これ」
傘の代わりというか、傘を見つけてしまった。
開くと同時に埃が舞ったものの、これならじゅうぶん日を避けられる。
「よし…」
恐る恐る外へ出てみる。
少し歩いただけで分かった。
…ここは建物ではない。船の中だ。
変わった造りをしていた為すぐに気がつくことができた。
しかし船と言っても、この船は海を渡って居なかった。
空を飛ぶ、即ち宇宙船だ。
「どうなってるの…」
「びっくりした?」
「!」
後ろから声を掛けられた事に一番驚きを見せた。
173人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にじゅうろく(プロフ) - 応援コメントはとても有難いのですが、コメント欄での作品宣伝はご遠慮下さい。申し訳ございません。 (2016年10月16日 17時) (レス) id: 13ede948a0 (このIDを非表示/違反報告)
江戸の兎 - すみません。江戸の兎です。宣伝させていただいたのですが、タイトルの方に少し誤りがありました。「銀魂 君の罪は重いのか。 (神威)」でした。本当にすみませんでした。この作品、まだ全然更新してませんが、よろしくお願いします。 (2016年10月16日 15時) (レス) id: 7c6ad326a8 (このIDを非表示/違反報告)
江戸の兎 - マジ俺得小説見つけちゃった!みたいな感じです。更新、頑張って下さい!……失礼ながら、宣伝させていただきます。私が初めて作っている小説、「銀魂 君の罪は重いのか。 神威」を宣伝させていただきます。ありがとうございました。 (2016年10月16日 15時) (レス) id: 7c6ad326a8 (このIDを非表示/違反報告)
ふづき ふのり(プロフ) - 神威すきらぶさん» おお、ありがとうございます!楽しんでいただけるよう頑張りますね。 (2016年4月25日 0時) (レス) id: 2929c85743 (このIDを非表示/違反報告)
神威すきらぶ - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年4月24日 22時) (レス) id: e2d32a154b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にじゅうろく x他1人 | 作成日時:2016年4月22日 0時