第325話 神恋SIDE ページ28
涼)やっと思い出したか!久しぶりだな!神恋!!
恋)久しぶりだね!
・・・よし、それじゃ涼。憐のとこへ行こうか。
涼)いや、だから違うんだって!!
恋)何が違うの?人のトイレ覗こうとしたでしょ?
ドア壊したでしょ?
もしあたし以外の人が入ってたら、どうするつもりだったの?
涼)お前以外の人?それはねぇよ。
恋)・・・は!?
涼)見てたんだ俺。
お前が、高杉晋助と戦ってたところから。
恋)・・・。
涼は真剣な目をして
あたしをじっと見つめながら続けて言った
涼)俺、神恋に言いたいことがあってここへ来た!
でも、どこにもいなくて探していたら、
廊下でお前と高杉が戦ってるとこに居合わせちまって・・・。
あたしの中で、高杉との戦いが思い出される
戦い・・・というか、
あたしが勝手に斬りかかっただけ・・・なんだけど。
・
高)今ここで決めろ。
お前が、どっちの道を選ぶのか・・・。
空天の血で生きるのか、夜兎の血で生きるのか・・・。
分からなかった
今も分からない
本当に。本当に・・・。
背中に背負ったこの傘も、
腰にさしたこの刀も、
あたしの武器で、あたしの中にいる本能で・・・。
・
涼)それで、憐兄とアリトさん・・・だっけ?
恋)アブト!
涼)アブトさんか!アブトさんとなんか揉めてて近づけなくて・・・
やっと終わったと思って話しかけようとしたら、
トイレに入って3時間出てこないってお前・・・。
涼はほっぺたをふくらまして
少し呆れた顔で言った
涼)それで、その言いたいことなんだけど・・・
恋)・・・あのさっ!
あたしが涼の言葉を遮ってそう言うと、
涼は少しビクッとした
恋)その前に・・・1つ聞いてもいい?
涼)・・・え?
恋)相談なんだけど・・・。
涼)・・・うん。いいよ。
恋)あたしさ・・・分からなくて。
空天の本能と夜兎の本能どっちで生きていったらいいのか。
あたしと涼の間に少しの間沈黙が流れた
恋)涼は・・・どう思う?
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然 - 本能シリーズ久々に読みたくなってきちゃいました。時代が変わってもなお読み進めてしまうのと、最終回がないこの銀魂らしさといいますか。。2021年になっても応援してます。できれば最後の最後まで見届けることができたらと思います。更新楽しみにしてます。 (2021年7月6日 0時) (レス) id: f0e687d64b (このIDを非表示/違反報告)
◆苺飴◆(プロフ) - 神美さん» コメありがとうございます!頑張ります!!(灬´ ω `灬) (2014年11月12日 20時) (レス) id: 6bcac12ade (このIDを非表示/違反報告)
神美 - 更新待ってました!苺飴さんこれからも頑張ってください!応援してます(^ω^) (2014年11月12日 20時) (レス) id: ae3cdd8c9b (このIDを非表示/違反報告)
◆苺飴◆(プロフ) - a6さん» 返信すごく遅くなってごめんなさい!ちゃんと覚えてるよ!! (2014年8月23日 21時) (レス) id: 92b6edfb6c (このIDを非表示/違反報告)
◆苺飴◆(プロフ) - 優凛さん» 返信遅くなってごめんなさい!今でもちゃんと覚えてるよ!!応援ありがとう!頑張ります!! (2014年8月23日 21時) (レス) id: 92b6edfb6c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2012年8月19日 22時