第76話 『君の声』 ページ42
阿伏兎…少し見ない間にまた疲れた顔をしてる。
少し痩せたんじゃないか、なんてぼんやり頭の中で考える
『…阿伏兎なんであんたがここに…』
と呟けば、阿伏兎は静かにこう言った
「それは、今に分かる」
と言った瞬間、阿伏兎がこちらに突っ込んできた
あいつの狙いは、ただ1人晴太だ
ガキィン！
「ここはわっちが食い止める！
早く晴太を連れて逃げなんし！！」
と阿伏兎にクナイを投げ食い止めるが
夜兎との力は歴然の差、すぐに月詠が捕まり
身動きが取れなくなってしまう
「あんたは邪魔だ、消えてもらおう」
と月詠を殺そうとする阿伏兎にあたしが
蹴りを入れる
『銀さん、月詠はあたしが！
いいからいって！！』
と言えば
「お前らだけでかなう相手だと思ってんのか！」
と言われてしまう。
わかってるよ阿伏兎の強さなんて、
だけどあたしだってこの数ヶ月の間のらりくらり
生きてきたわけじゃない
「あたしはあのドS野郎に仕込まれてんだよ！！」
と阿伏兎の一太刀を受け止めればあいつは
驚いたようにあたしを見た
「A、俺は嬉しいぜ
お前がまさか強くなるなんてなァ」
と阿伏兎の蹴りがあたしの横腹にヒットした
『ぐっ、ガハッ！』
「昔ながらのよしみだ、お前さんの命は取らねェ
ココで大人しくしていてくれ
じゃねェとあのすっとこどっこいが__」
と阿伏兎が何かをいいかけた瞬間、
銀さんが阿伏兎に攻撃をしかけた
ガキィン！
「A！
まだおっちんでねェだろうな？！」
『…殺されないよ阿伏兎には』
と言えば「お前らやっぱり知り合いなのか？」
とあたし達に聞いてくる
それになんて答えたらいいか分からず
ずっと黙っていると阿伏兎が
「昔から手を焼くじゃじゃ馬姫なんだ」
と言うので、涙が出そうになった
すると突然
「晴太！！」
と神楽ちゃんの叫び声が聞こえ、そちらに目を向ければもう1人見慣れない夜兎が晴太を捕まえ取り押さえていた
「晴太を離せ！！」
と敵に突っ込もうと走り出した神楽ちゃんの
頭上に1人ある男が現れ
「邪魔だ、どけよ
言ったはずだ弱い奴に用はないって」
ドゴォン
その男の一撃により建物が崩壊し
足場を失ったあたし達はそのまま落下、
『神威ィイイ！！』
と叫ぶあたしの声をあいつはどんな顔をして
聞いていたのだろう
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迷い猫 - キタコレ……神小説キタコレ……！う…うおおおぉぉぉ(((殴ハイスミマセン……でもほんとに神小説です！頑張って！ (2021年10月10日 12時) (
レス) @page38 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - リクのやつありがとうございあしたぁー！！すごく良かったです〜本編楽しみにしてまーす！ (2018年10月24日 22時) (レス) id: b961faacf7 (このIDを非表示/違反報告)
xoxo(プロフ) - ここねさん» わかりました！短編で作らせて貰いますね！時間がかかってしまうかもしれませんがお待ちください！いつもありがとうございます！ (2018年10月14日 23時) (レス) id: ad4333d411 (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - 是非是非！えーとじゃあリクエストします！なんか、高杉との絡みがあってそこで神威ともなんかあって…！みたいなのが見てみたいです！あと、お気に入り登録しました！よろしくお願いします( ＾∀＾) (2018年10月12日 19時) (レス) id: b961faacf7 (このIDを非表示/違反報告)
xoxo(プロフ) - ここねさん» 高杉との絡みも！とのお願いならば絡ませる事も可能ですよ＾＾ (2018年10月12日 19時) (レス) id: ad4333d411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xoxo | 作成日時：2018年9月18日 3時
