第47話 『大切な物』 ページ13
「鳳仙様、朱色の髪をした男が
5億で例の女を買ったそうです」
「ククククク、やはりあの女が異世界の女
だったか。あの男も随分丸くなったものだ。
だが、幸せも長くは続くまい」
ー
ーー
あの後戦艦に戻った私達だが
絶賛説教され中だ。
勿論相手は神威。
「…本当にいい加減にしろよ
お前は来るなって言ったはずだ」
と神威を前に正座し何も言えなくなる。
すると阿伏兎が慌てて割って入ってきた
「団長！あんたが黙って鳳仙の旦那の所に
行くからだろ！殺し合いにでも行っちまったと
思って俺がAに頼んで連れてきたんだ！」
といえば阿伏兎に向けられる殺気。
「お前が一緒に居たにも関わらず
連れ去られ、鳳仙に売られたとか
冗談じゃない。今度そんな事あったら
次は本当に息の根止めるから覚悟しとけよ
阿伏兎」
と言えば阿伏兎は 悪かったよ団長と
謝り項垂れている。
確かに今回は連れ去られたり、叩かれたり、
いろんなことがあって怖い思いもしたけど
一つ分かったことがある
「何笑ってるんだよ
俺怒ってるんだけど」
とギロリと物凄い目で睨まれたが
クスクスと笑みがこぼれ始める
『ん？いやごめん
あんたって私のこと大切にしてくれてるなー
と思って』
と笑えば
あいつはフンッと鼻で笑い
「誰がお前なんか」
とそっぽを向いた。
まぁ、仕方ないからそうゆうことにしといて
あげよう。ちなみに耳が赤いのも気のせいにしておこう。
『神威！ありがと！』
「…フンッ」
「まぁ、無事でよかったぜ
…俺は春雨に戻って上に報告だ
今回ばかりは団長も出席してもらうからな」
という阿伏兎に神威はやだね、
と即答した
「俺は戦闘派なんだ。
そういうのはお前に全部任せるよ」
と神威は何故か外へ出て行った
『え、あいつ何しに行ったの？』
と阿伏兎と顔を見合わせた瞬間、
ドーーーン！！！！
と大きな破壊音が外から聞こえた
「な、団長何してんだ？！」
と阿伏兎が窓から外を眺れば
神威がもう一つの戦艦をぶっ壊しているのが
見えた。
『……』
「確か団長、旦那の奴に
己の戦艦がシステムエラーで使えなくなった
と言っていたが…あっこまでやることねェだろ」
と阿伏兎は再び頭を抱えた。
第48話 『言い合い』→←第46話 『お金じゃ買えないもの』
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迷い猫 - キタコレ……神小説キタコレ……！う…うおおおぉぉぉ(((殴ハイスミマセン……でもほんとに神小説です！頑張って！ (2021年10月10日 12時) (
レス) @page38 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - リクのやつありがとうございあしたぁー！！すごく良かったです〜本編楽しみにしてまーす！ (2018年10月24日 22時) (レス) id: b961faacf7 (このIDを非表示/違反報告)
xoxo(プロフ) - ここねさん» わかりました！短編で作らせて貰いますね！時間がかかってしまうかもしれませんがお待ちください！いつもありがとうございます！ (2018年10月14日 23時) (レス) id: ad4333d411 (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - 是非是非！えーとじゃあリクエストします！なんか、高杉との絡みがあってそこで神威ともなんかあって…！みたいなのが見てみたいです！あと、お気に入り登録しました！よろしくお願いします( ＾∀＾) (2018年10月12日 19時) (レス) id: b961faacf7 (このIDを非表示/違反報告)
xoxo(プロフ) - ここねさん» 高杉との絡みも！とのお願いならば絡ませる事も可能ですよ＾＾ (2018年10月12日 19時) (レス) id: ad4333d411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xoxo | 作成日時：2018年9月18日 3時
