新章 第8話 『いつものあいつに』 ページ23
バンッ!
『...さっき冷やかして悪かったよ
でも、好きな子がいるなんておかしい事じゃない
むしろいい事だよ。あたしは応援したいし
他の誰かにこの事を言おうだなんて思ってないよ』
と総悟を壁際にやり
世にいう壁ドンというやつであいつに問いかける
もちろんあいつはその行動に驚いているようで
目を見開きあたしを見つめてる
「応援されるなんざごめんだね
ったく、馬鹿馬鹿しくなってきやがった」
と溜息をつき
頭をガシガシとかく
そしてクスッと笑いあたしの頭をポンポンと撫でた
「おいメスゴリラー、今から俺の部屋で
ジェンガな」
といつも通り小生意気になる総悟に
私も途端に笑顔に戻った
『今度は負けねぇかんな!!!』
ー
ーー
『ぎゃぁぁあ!!
また崩れたー!!!』
と総悟の部屋でジェンガ中の私たち
何故かいつもいつもあたしが負けて、
あいつはニヤリとほくそ笑む
「今日の命令は肩もみでィ
その有り余る力使って肩もめ」
と勝者特有の一つだけ命令する事ができる制度に
私は仕方なくあいつの肩を揉みはじめた
「痛てェ」
『当たり前でしょ痛くしてんだから』
「ほんと生意気な女」
とぶつくさ言われるが
そんな事お構い無しにあたしは憎しみを込めて
手に力を入れる
あたしに命令なんかするからだ!!!
とその時、ピィーーーーーー
と笛の音が鳴る
『え?何この音』
と不思議に思った矢先
いきなり総悟が立ち上がりここにいろと
言ってきた
『え、ちょ、どこ行くの?!
ってゆうか、何この音?!』
と聞き返す私に
総悟は
「姫さんはここに居ろってんだ
ここから1歩でも動いたら、その口塞ぐぜ」
と部屋を出て言った
『誰の口を塞ぐじゃボケェええええ!!!!!』
ー
ーー
あれから数十分が経った
何故か外はガヤガヤ騒いでいる
少しばかり興味が湧いてきて
少し障子を開け外を眺める
すると縄に縛り付けられている
男達がいた
「で、お前らもあいつ狙いか?」
と、土方が男達を見下ろし問う
「...、いいからあの女を出せ!!!」
と叫ぶ一人の男
あの女、?
この屯所で女はただ一人、
この私だけ。
もしかして私の事を言っているのか?
と不思議に思う
すると土方が男達に向かってこう口を開いた
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xoxo(プロフ) - 迷い猫さん» ありがとうございます^^* 笑 準備しているんでもう少しお待ちください!! (2021年10月13日 12時) (レス) @page36 id: d5fabe029a (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - うおおおぉぉぉ(((殴お、おおおお返事ありがとうございます!←これから頑張って下さいネ!! (2021年10月10日 20時) (レス) @page4 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
xoxo(プロフ) - 迷い猫さん» 教えていただきありがとうございます!変えさせてもらいますね (2021年10月10日 12時) (レス) id: cc6db5cebf (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 特別編で名前が○○のままなんです……もし変えれたら変えてください……上からですみません!頑張って下さいネ!! (2021年10月9日 21時) (レス) @page36 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
れの(プロフ) - 名前が〇〇名前ままなんですが名前変換できませんどうしたらいいんでしょうか? (2019年8月18日 10時) (レス) id: a133be1277 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xoxo | 作成日時:2018年8月30日 17時