心きらめくような (ページ17)

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＊16 かっこいいページ17

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結星は置いといて、

久しぶりに味わうこの空間に興奮してしまう。

『アー、幸せ』

長瀬「みんな、この人に近づくな〜」

『結星うるさーい」

星輝「じゃあ俺が近づくー」

久保「Aちゃんあとで一緒にアイランドtv取ろう〜」

山井「あ！ずるい！」

『キャー、好きすぎるこの空間！！みんな写真撮っていい！？！？待ち受けにする！！』

可愛い弟組達を前に我慢ができなくなり、スマホをセットした瞬間、

『グエッ…！』

いきなり誰かに服の襟を掴まれて後ろにグイッと引っ張られた。

織山「未成年者保護取締役員でーす」

『織山くん！？』

黒田「Aやっほー！」

『黒ちゃん！』

どうやら首絞めの犯人は織山くんだったらしい。

『もう！襟引っ張ないでって、なんっかいも言ってるじゃん💢』

織山「いい位置に襟があるからやもん。」

『首絞まるっつーの！！』

黒田「なんか廊下が騒がしいから来てみたら、セクハラ現場だったわ」

『黒ちゃん、久しぶりに会ったお友達に言うことがソレ？……ていうかセクハラじゃないし。』

黒田「お友達？…どこ？？」

『お隣見てみ？』

黒田「え？どこ？」

『泣いていい？』

黒田「ごめんて笑」

織山「ほら、早く行くよ」

織山くんは私の服の襟を掴んだままレッスン場まで雑に連れて行こうとする。

『ちょっと邪魔しないでよ。まだ写真撮ってない！』

織山「摘み出すよ！？💢」

『ごめんなさい』

．

織山「……ダンス下手にも程があるだろ」

『…ハァ、ハッ…ｧ？レベルが高すぎてムリ！』

織山「こんなもんか？江口A」

『織山先生、ちょっとスパルタ過ぎません？？』

織山「こんなの序の口でしょ」

『怖っ……ちょっと休憩していい？』

織山「1分ね」

『短っ！！』

ヴァサ「オリー、ごめん。ここの振り教えてー」

織山「はいなー、今行くー」

黒田「おり、俺も〜」

織山「はいはい、順番待ち3番ね」

黒田「2番どこ居んの！？」

織山「特別休憩10分ね」

『やったー……て、え？メンバーにめっちゃ甘いじゃん』

織山「メンバーだからね」

『うわ』

元木「キュン」

『え？(笑)』

元木「ん？(笑)」

『キュン？』

メンバーに振り付けを教えに行った織山くんを目で追っていると

いつのまにか隣で両頬に手を当てて乙女ポーズをしている湧が居た。

元木「なおはかっこいいなぁー！！！」

織山「聞こえてるよ！なおって言うな！！！」