心きらめくような (ページ13)

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＊12 なんか違うページ13

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真凛「あ！Aー！こっちこっち！！」

『真凛ちゃん！お待たせー！』

一度解散して、真凛ちゃんのいきつけだと言うカフェで待ち合わせた。

『じゃあ、演技プラン一緒に考えようか！』

演技について色々書いてるノートを持って、真凛ちゃんに沢山ソレを教えようと張り切った。

真凛「あ！それは置いといて、」

『え？』

アレ？置いといていいの？

真凛「Aちゃんって、織山尚大君と仲良いんでしょ！」

『え？織山君！？』

急に織山君の名前が出てきてびっくりした。

真凛「うん！真凛ね、織山君大好きなの！！」

『あ、……そうなんだ！』

真凛「うん！だからね、Aちゃんに私のこと織山君くんに紹介してもらいたいんだー！」

『え、えーと、それは…』
　

まさかの発言に困惑した。

これは多分、紹介しちゃいけないやつだ。よく遊ぶ仲だとしても仕事上の繋がりである織山君と私。

私情で友達を紹介するわけにはいけない。…よね？

『ごめんね、多分そうゆう繋がりは良くないと思うんだ。』

せっかく出来た友達の頼みを申し訳ないと思いながら、断ることに。

真凛「……」

『真凛ちゃん？』

真凛「そうだよね！まりん甘えすぎてるよねー笑」

『ううん！全然！…ごめんね？』

真凛「いいって！真凛こそごめんね！」

アイドルみたいにかわいい真凛ちゃんは両手を合わせてウィンクしながら謝った。

かわいい。

話はひと段落して、コーヒーを頼もうとメニュー表を見ようとした瞬間。

カランコロン/

「あれ？Aこんなところに居たの？」

なにやら聞き覚えのある声が私を呼んだ。

『え、なんでいるの？』

江口「鍵忘れて、Aに玄関開けてもらおうとしたけど居なくて」

ぶらぶら歩いてたーとか言って叔父さんがしれっと相席してきた。

『江口さん、あのね、友達といるの？見える？』

江口「え？A友達いたの？知らなかったー(笑)」

『友達くらいいるわ！今日新しく友達になった子なの！』

江口「…ふーん？(ｼﾞｰ)」

真凛「あ、あ！こんにちは！」

江口「あははは、こんにちはー」

真凛「江口さん今日はしごt」

江口「あ、てかさA。今日って、、、、」

江口さんは真凛ちゃんの話を遮って私に話しかける。

『ちょっと真凛ちゃん、話しかけてるじゃん！感じ悪い！！』

江口「イデッ！ちょっと蹴らないで！」