19話 ページ21
名前)side
Br『はぁ〜……』
『ぶるーくくん、それでもうため息3回目だよ？』
Br『う〜ん……』
ぶるーくくんさっきずっとからこの調子だった。
何故かなんて私には分からない。
あ、
『もしかして、私と食べるのが嫌だった？』
Br『違う違う！！！！それだけは無いから！』
え、あ、良かった。
じゃあ、私とは関係のないことなんだろう。
手に持った弁当を食べ進めようとしたらぶるーくくんが話し出した。
Br『ただ、リレーに出れなかったのが悲しくてさ。。。』
リレー？
そんなにリレーに出たかったならなんで最初からしなかったんだろう。
そんな事を言いたい気持ちを抑えた
『そうだったんだ。でも、借り物競争もいいじゃん！』
私がそう言うとぶるーくくんは、どこか寂しそうに自分のお弁当を見た。
Br『最初からAちゃんがリレーに出るって知ってたら、借り物競争なんかに出ようとも思わなかったけどね。』
え、、、、、
私は口を半開きにして固まってしまった。
とても間抜けな顔になっちゃってると思う。
Br『あれ？僕今なんて言った！？！？』
ほんの数秒経ってぶるーくくんは焦りだした。
Br『いや！あのほんと、そーいうのじゃなくてあの、！』
彼は顔を赤く染め両手を振りながらそういった。
いや焦りすぎでしょ、
その姿が可愛くてついつい笑ってしまった。
Br『なんで笑ってるの！？！？』
『いや、ぶるーくくんが可愛いな〜って思って』
私がそう言うと彼は"も〜"っと少し拗ねた口調をしていた。
平気でぶるーくくんに可愛いと言っている私の心臓はずっと相手に聞こえていないかと不安になるくらいには鳴っていた。
そりゃそうだよ。今のは勘違いする人がいてもおかしくない発言だった、彼の事が好きな私だし。
でも私がそんな勘違いをするのはきっとおこがましい。
『でも、決まった分には頑張らなくちゃ！競技は違うけど一緒に頑張ろ！！！！』
これが今、私が彼にかけれるきっと最善の言葉だ。
Br『そうだね。ありがとうAちゃん、！』
"元気でてきた〜"といつもの笑顔で言う彼に安心して、残りのご飯をかけこんだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
付け足し(?)
リレーだけが男女混合の競技でした。
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白瀬さん。 掛け持ち中〜(プロフ) - コメント失礼します！ランキングから覗いたのですがすごく展開が上手くて、いつもいつも更新してるかな……？と覗いてます！(笑)これからも主様のペースで大丈夫ですので、更新頑張ってください。いつまでも応援してます……！！ (2022年10月16日 8時) (
レス) id: fce1309fe8 (このIDを非表示/違反報告)
鱈ダヨー > (˙︶˙` ∋ )≪ - 好きです (2022年1月4日 21時) (レス) id: d30905b352 (このIDを非表示/違反報告)
りあみ - 更新頑張ってください楽しみにしてますね！ (2021年11月23日 20時) (レス) @page9 id: 0c25e5a716 (このIDを非表示/違反報告)
ういまる - うわ…めちゃんこ好きです(●'◡'●)これからも無理せず頑張ってください！ (2021年11月22日 21時) (レス) id: ec360fb51b (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - え？可愛い…これからも無理せず頑張ってください！ (2021年11月17日 3時) (レス) @page7 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴨 | 作成日時：2021年11月13日 23時
