[竹内涼真] ページ10
｢ずっとA先輩が好きでした…。付き合ってください！｣
女の子に告白されるのは何回目だろう。
女子ソフトボール部のエースで、ピッチャーをやっているA。
元々 短髪で、顔立ちが生まれつき大人びていた為か、高校に入ってからやけに女子からモテていた。
でもファンが増えるのにはもう一つ問題がある。
｢ごめんね…あたしみたいなのは君に似合わないよ。
でも、きっと。君を幸せにしてくれる子が現れる、だからその気持ち、忘れないで。｣
そう言って最後の最後まで口説き文句を言ってしまう。
言ったあとに、｢あ｣となって女の子の顔を見るとメロメロになっている事が多々あるのだ。
｢やっちゃったぁ…｣と思いながら教室に帰る。
ガラガラ…と扉を開けて入ると、ガシッと肩を組まれた。
顔を見ると、中学からの仲である竹内だった。
｢なんだよ竹内…。｣
｢お前またやらかしただろ？顔がそう言ってる。｣
｢うぅ…。最後の最後まであぁなってしまうのはなぜ！！｣
これは中学からの切実な悩みだ。竹内もよく知っている。
｢まぁまぁ…｣と呆れながら頭を撫でてくれる竹内だが、Aは相変わらずショックを受けているままだ。
----------
そうして時間は過ぎ、気づけば放課後。
竹内はサッカー部に向かい、Aは日直ということで別れた。
…が、竹内は教室に忘れ物をしたことに気づく。
｢やっべ｣と思い、急いで教室に戻るとAが自分の机で眠っていた。
｢疲れてたのか…｣と横目に見ながら、自分の席に向かう。
シューズを持って教室を出ようとするが、Aが眠っているという絶好の好機に欲が出てしまう。
もう1度教室の中に、足を進めてAの方へ向かう。
くしゃっ…と昔は長かった髪を撫でる。
｢今も昔も、お前は俺に気づかねぇな。｣
そう言い残して、ちゅっ…と髪にキスをしてから、慌てて出ていった。
起きていたAは立ち上がる。
キスされた髪の部分を抑えて、プルプル震えていた。
顔が赤いのか、夕焼けに照らされているからなのか、顔が熱い。
でも決して、
｢嫌じゃなかった、か……。｣
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泉美 - 何度も続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 また同じく【間宮祥太朗】のここの台詞 ｢わかったよ祥太郎 笑 祥太郎も修学旅行？｣ これも正しくは祥太朗ではないんでしょうか？ (2021年4月11日 1時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
泉美 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じく【間宮祥太朗】のここの部分 そう言うと、ぎゅうっと大きな頭体で抱きしめてきた。 これ正しくは大きな図体でではないんでしょうか？ (2021年4月11日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
泉美 - また続けてのコメントですみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが...。 【間宮祥太朗】のここの部分 祥太郎………？もしかして…祥太郎なの？｣ これ正しくは祥太朗ではないんでしょうか？ (2021年4月11日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
泉美 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは男の子の顔をではないんでしょうか？ 告白して来たのは男の子ですよね？ (2021年4月11日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
泉美 - こんばんは(*^^*) お久しぶりです(笑) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 【竹内涼真】ページ10のここの部分 そう言って最後の最後まで口説き文句を言ってしまう。 言ったあとに、｢あ｣となって女の子の顔を見るとメロメロになっている事が多々あるのだ。 (2021年4月11日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅーぽむ
| 作成日時：2018年1月24日 22時
