信頼の始まり ページ37
ご飯……？なぜ？まさか毒入り？
A「お父様に言われて私を殺しにでも来たわけ？それとも」
執事「申し訳ございません。」
A「なに？」
執事「私はお嬢様の味方です。信じてください。ただ、これが旦那様やうい様にバレれば私はクビでしょう。メイド達や執事達にはご飯はあげるなと言われております。ただそれでもお嬢様を信じてるものはいます。そこまで人間不信にさせてしまったお嬢様にお詫び申し上げます。信じてる者達でこれからお嬢様の世話をさせます。シャワーも水でしたよね……。申し訳ございません。もっと使い方を説明していれば……。旦那様に言ってどうしてもと言えばきっとお嬢様についていられます。どうか今までの事をお許し頂けますか……？」
A「別に許す許さないの問題じゃないの。何人？……使える人は何人いるの。」
執事「把握してるのは5人。メイド2人と執事が2人。あと、料理長でございます。……ほか全員黙認してる形となります。なのでここまで夕食を持ってこれました。」
A「そう……」
まあここで確認は取れた。少なくても5人いる。
A「ねぇそういえば……昨年亡くなったお祖母様の御屋敷はそのままだったわよね？」
執事「はい、残っております。」
決まった。今後の作戦が。
お祖母様、御屋敷を使う事をお許しください。
まずお父様に1人で暮らしたいという。ただそれだけを言うと怒るから相手にメリットがありそうな理由を。遅くても一ヶ月後にはここをでる。5人の執事たちを連れて。
学校に近いお祖母様のお家でゆっくり暮らそう。
そのためにもまず連れていく5人が本当に信じているのか。
A「毒味を。今ここで毒味をしなさい。」
執事「かしこまりました。こちらのフォークを使わせていただいてもよろしいでしょうか？」
戸惑いを見せなかった。多分、本当に入ってないんだろう。
A「いや、こっちのフォークを使いなさい。」
あえて指摘されてない方を選ばせた。
安全だと思ったから。
執事「かしこまりました。」
何事もなかったかの様に全て一口ずつ食べた。
執事「大丈夫です。料理長は信用できます。」
ほんとだろうか？こんなに疑ったらダメだろうか。
A「1日だけじゃ分からないわよ。」
私はそう言って悲しそうな顔をする執事を尻目に夕食を済ませた。
夕食を済ませた後お父様に呼ばれた。
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るーちゃぴ(プロフ) - 楓＠悠生さん» ありがとうございます。楓様もお体に気をつけて楽しんで頂けたら幸いです。 (2021年11月15日 8時) (
レス) id: 9a982c6c49 (このIDを非表示/違反報告)
楓＠悠生(プロフ) - 初めまして、こんばんは！ 副会長の、Twitterをフォローさせて頂きました！ コロナが終息するには時間がかかるかと思いますが、お体に気をつけながら頑張ってください！応援してます！ (2021年11月14日 23時) (レス) @page33 id: 604f18d061 (このIDを非表示/違反報告)
るーちゃぴ(プロフ) - 安珠さん» ありがとうございます。頑張りますのでこれからも楽しんで頂けると幸いです。 (2021年11月10日 22時) (レス) id: 9a982c6c49 (このIDを非表示/違反報告)
安珠(プロフ) - これからも頑張ってください！ (2021年11月10日 21時) (レス) @page27 id: e6fa8237bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーちゃぴ | 作成日時：2021年11月6日 9時
