あとがき ページ49
こんにちは、作者のでん太郎です。
完結いたしました。
コメント欄やマシュマロで何度も指摘された「配信中に命を落としたわけではないのに殉職という言葉はあっているか」について。
殉職者という言葉は本来なら「仕事中に命を落とした人」のことを指します。しかし、鮫島は病死。ではなぜ殉職という言葉を使ったのか。
ひまちゃんの配信の最後に書いた通り、『鮫島はライバーの鮫島咬として人生を終えた』んです。だから、『殉職』。
コメント欄でご指摘いただいた時、これを説明してしまうとネタバレにもなりかねないので今の今まで「最後まで読んでくれ」と言い続けていました。それもあって、ここまで読んでくれた人には本当に感謝しきれません。ありがとうございます。
本編では一切触れていない大きな蔦の絡んだ家は、亡くなった鮫島の本当の両親が残した家、なんて裏設定もあったりなかったり。(あります)
鮫島咬という男は、学がないんです。学校は行っていたはずだけれど、いかんせん頭が悪い。けど、そんな自分が嫌だと思うくらいには人間ができています。学のない自分を恥じたことが、鮫島の文豪好きの始まりです。また、もう一度、そのライバー、殉職。を読み直していただければわかると思いますが、鮫島のしたいこと、言っていること、ずっと一貫して同じはずです。(これに関しては私の技量足らずがあるかも知れない)
そんな、鮫島は明るくてみんなに同じ態度を取れる、良い部分で大人びた女性ライバーのひまわりにも、憧れを抱いていました。それが、親愛に変わったのはいつなのか。きっといつのまにか。
鮫島の、大人びた部分、子供っぽい部分、信念、悩み、1人の人間の人生を、描けていたら、良いなと思っています。
また、最後に出てきた6本の動画とこれからたくさん投稿されるであろう切り抜きは、執筆する事はございませんので、みなさんの想像の中で動画を再生して頂ければとおもいます。
あらためまして、本当にここまで読んでくださってありがとうございました。
2022.7.14 でん太郎
もしよければ、占ツクではカットした部分が載っている個人サイト(Twitterより閲覧いただけます)の方もよろしくお願いします。
(2022.10.11 個人サイトより端折り再掲)
ps
次会うのは2月4日!
「約束、守ってくれてありがとう」
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作者名:でん太郎 | 作成日時:2022年10月9日 15時