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続き ページ32

「はい、お疲れさまでしたー」

氷翠「はーいありがとうございます」

先輩たちのその声が聞こえて個室のドアが開くと

氷翠「あ、お待たせー洋貴さん!」

待ち合いにいた男性に一目散に歩いていく

安元「おぉ、明るくなったねぇ」

氷翠「うん、どう?似合う?」

安元「よく似合ってる、女神っぽいのが天使になった感じ」

氷翠「なにそれ(笑)」

なれた感じでじゃれ合う二人
目の前の光景に動けずいると

「氷翠さーん、旦那さんといちゃつくのは帰ってからにしてください、独身の私に目に毒です(笑)」

氷翠「相変わらずだなぁ(笑)」

先輩がそういうと氷翠さんはその男性から先輩の元へ行ってお会計をしている
するとメッセージカードを渡そうとしていた僕にその男性が近づいてきてメッセージカードをスッと僕の手から抜き取った

安元「ダメだよ」

「えっ…」

安元「彼女…Aは俺の大事な奥さんだから」

「っ!!」

こ、この人…氷翠さんの旦那さんっ

安元「君のその目、たくさん見てきた…彼女が好きですっていう目…悪いけど、諦めてね」

なにも言えなかった
氷翠さんを前にしたときとはうって代わった冷たい目、だけど熱い嫉妬が混ざった目を向けられた

氷翠「洋貴さん?お会計終わったよ」

安元「うん、ってかポニーテール珍しいね、似合ってるけど」

氷翠「でしょ?彼がやってくれたの、アシスタントさんだけどセット上手くて…ね?」

「は、はい…」

安元「ふーん…キスマーク、見えてもいいの?」

氷翠「っ!!嘘!?////」

旦那さんがそう氷翠さんの耳元で囁くと氷翠さんの顔が真っ赤になって首元を片手で覆う

安元「ふふっ、いつものロングヘアでも十分可愛いし綺麗だし…俺は世界一好きだよ」

僕がセットしたポニーテールは彼の手によってほどかれていった
キスマークなんて、氷翠さんの首筋になかったから彼の言ってる事は嘘だ、だからわかった

彼は「僕が」彼女のセットをしたということが、気にくわなかったんだ

そして氷翠さんと旦那さんは腕を組んで去っていった…

「…氷翠さんの担当、私に指名したのあの旦那さんなのよ」

「えっ…」

「さっき旦那さんに言われた、『アシスタントもAにつけるなら女性にしてくれ』っていう事であなたは今度は別のお客様に入ってもらうわね」

「だ、旦那さんが…?」

「氷翠さん人気だからね…周りに男の人近づけたくないんでしょ(苦笑)」

「は、ははは…独占欲強すぎ…」

叶うわけないじゃん…

イニラジ 鈴村健一→←ダメだよ



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声優って良いよね。 - 石田さん大好きなので。出てて嬉しいです!すみません!失礼しました!! (2021年3月13日 18時) (レス) id: 9a1f7d505f (このIDを非表示/違反報告)
美弥野(プロフ) - 夏月さん» 読んでくださってありがとうございます(*゚∀゚*)DABAにはこれからもっと出てもらうことになると思うので楽しみにしててください (2021年1月15日 16時) (レス) id: 11c3acc2a4 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - dabaが出てて嬉しいです! (2021年1月15日 16時) (レス) id: bc5e063eb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ougi | 作成日時:2021年1月15日 10時

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