【銀魂】神威のひろいもの【神威】

第四話 神威side ページ6

Aがこの船に来てからだいぶ経った。



…いや、［来てから］では無いな。［俺が拾ってから］だ。


Aは気付いていないみたいだけど、Aは俺が連れ込んだ［ただの人間］だ。


元老(ジジイ共)にAが人間であることをしられないために、Aは夜兎ということにしてある。



Aは、サムライの国で倒れていた。


見たことのない服を着ていたからかな？誰も近付こうとしなかった。



そして、気付いたら俺は、Aを抱きかかえて船へと向かっていた。



理由？そんなの分からない。

けれど、〈何となく〉ではないことは確かだ。
そんなコトなら俺はとっくにAを消している。






何で？Aと居ると、心が暖かくなるんだ。



まるで子供の頃のように。




戦いを求める俺が。



居場所が戦場の俺が。




Aを求め、Aが居場所のような気がするんだ。




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・


この気持ちは、何なんだ？

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