22話 俊樹目線 ページ24
ちょっと遠い所に来たから、イルミネーション見にきて、到着した頃にはもう真っ暗だった。
え、イルミネーションひっさしぶりに来たけど、こんな凄かったっけ。こんな綺麗だっけ。木とか、ちょっとした建物とか、花壇の柵とか、ほんとにいろいろなものが光ってる。
A「えーめちゃくちゃ綺麗!!え、すご、え、すご、え、すご!!」
Aのテンションが可愛い。お互い、さっきもらった手袋とマフラーを着けてイルミネーションの中を歩く。手を繋ぎながら。
俊樹 「ほんと綺麗だね。」
葉がない木に色がついてるのが俺は好き。多分これは冬だけのよさだと思う。
周りを見ると、高校生か大学生くらいのカップルもいれば、家族連れもいる。
目の上とかにも飾りつけがされてあって、それももちろん綺麗だけど、それを見るAの横顔も綺麗で可愛い。
考えてみれば、俺とAは結婚してまだ一年もたってない。まだそれだけなのに、Aのことは、これからも一生変わらず好きでいられる自信がある。結婚したときに言った「愛してる。一生幸せにするよ」って言葉。それはあのときも今も本心のまま。
A。
愛してる。
俊樹 「A」
A「ん?」
Aが俺を見上げる。
俊樹 「ずっと愛してる。」
A「うん。私も」
その言葉を交わして、綺麗な光の前で、俺とAの唇が重なった。
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なみみ(プロフ) - 、、、。さん» ありがとうございます!! (2020年9月22日 8時) (レス) id: 3546e8171f (このIDを非表示/違反報告)
、、、。 - なんか…いいですね。 (2020年9月21日 22時) (レス) id: 87c1088792 (このIDを非表示/違反報告)
舞子 - 読みました。ありがとうございました。 (2020年7月27日 23時) (レス) id: 86be072819 (このIDを非表示/違反報告)
なみみ(プロフ) - 舞子さん» すごくすごく平和な喧嘩ですがどうぞ、、、 (2020年7月26日 18時) (レス) id: 3546e8171f (このIDを非表示/違反報告)
なみみ(プロフ) - 舞子さん» 遅くなってしまってごめんなさいm(_ _)m (2020年7月26日 18時) (レス) id: 3546e8171f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なみみのひとりごと | 作成日時:2020年7月2日 17時