【ONEPIECE】クソ女が

クソ女その6 ページ6

とある日




『ねぇ、おい。聞いてんのかよチンカス
……聞いてんのかつってんだよあﾞぁﾞ！？！？』


「すみばぜ……助げ……」




クソ女は今、大海原で楽しい楽しい拷問中であった
どういうことか説明しよう

昨日、クソ女は絶賛ヤり不足でイライラしていた
なのでヤクを買った帰りに美味くてデカチンそうな男はいねぇかと目を凝らして男どもを吟味していたのである

そして声をかけた相手が




『そこのお前さぁ、ち×こ貸してくんない？』


「あぁ？なんだこのクソビ×チ！おれらが誰だか分かってんのかァ？！」



たまたま海賊だったというわけだ

いつも男を食う時は路地裏で無理やり襲うか自分の家まで攫うかの二択だったが
なぜだか今回は快く船に案内してくれたため
そのままノコノコとついて行って船員全員と100発ほどぶちかましたという訳だ

もちろん、海賊達はそんな都合のいい女が乗ってきて帰らせる訳もなく、勝手に出航する

そして現在＿＿＿




『さっさと酒とヤクと煙草持って来いっつってんだよボケカス
テメェのその脚はなんのためにあんだ？あﾞぁﾞ？
脚までイ×ポかテメェはよ！！！』


「…………」




クソ女の四大欲求である酒、薬、煙草、ベッドで花火大会のうちの3つを切らして大激怒しているクソ女は
案の定、海賊相手にキレ散らかしてボコボコにぶん殴っている途中であった
彼女の欲求に食欲と睡眠欲などない

なお、海賊は既に全員死んでいる
薬の影響で幻覚が見えて、生きているように見えているのだ




『はぁﾞ……はぁﾞ……使えねェゴミ共が……』


ドサッ




別に力持ちでも強くもないのに屈強な海賊をヤクが切れた怒りだけで殺したクソ女は
案の定甲板にぶっ倒れる

それもそうだ、もちろん海賊はクソ女に抵抗するので
彼女に向けて発砲したり斬りかかったりする

しかしクソ女もクソ女で、薬のせいで痛みをあまり感じず
斬られても殴られても容赦なく殺しにくるため
海賊は彼女を海に投げ落とすか早急に殺す以外の選択肢がなかったのだ

そうして海賊と殺しあった結果
見事に海賊は全員死に
クソ女は海賊がまだ生きていると思って死体蹴りしていたという訳だ




『ｶﾋｭｰｰ……ﾋｭｰｰ……』




クソ女の息が小さくなり、意識も朦朧としてくる
クソ女を食おうとしているのか
上空に鳥が集まってくる

やめとけ、不味いぞ




『緑のあかちゃんがいっぱい飛んでる』




最後にそう言葉を発したクソ女は

目を開けたまま、意識を失った

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