おそチョロ8 ページ8
おそ松視点
「ほい！おまた〜」
抹茶パフェをとん、と置くと、チョロ松は俯いていた顔をあげ、なぜか抹茶パフェじゃなくて俺を見る。
「…………」
黙っておれの目を見つめたまま動かない。
「…ん？チョロ松、どした？」
瞬きして、はっと我に返ったように背筋を伸ばす。完全に怪しい奴じゃん。
「わぁっ！な、何でもないよっ！！ありがと！」
なんだぁー？…ま、いっか！と考えるのをやめにして座る。アイスは少し溶けていたけど、食べてみるとひんやりして甘くて美味しい。思わず「んー！うまぁー！」と言うと、チョロ松は「ふはっ！」と声を出して笑った。
「はっ！？何で笑うの！？」
「だって………ふふ……」
「はぁっ………？何なの？？」
「ははは…、はぁ、だって………子供みたいだから」
え？なに子供みたいって！おれもう2×歳の成人男性だよ！？
目で訴えると、チョロ松は笑うのをやめて、微笑んで目だけ下を向く。
「そういう正直なとこ、昔から変わってないな、って」
そう言って、へにゃ、と笑った。
ガチャン！
ビク、とチョロ松が肩をすくめる。
おれがスプーンを落としたからだ。
「何なのお前……？まじでやめろし…………」
「…は？」
「そんなこと言ったらチョロ松だって、いつもこーんな顔してるくせに笑ったときだけ可愛いんだもん！！反則だよな！！！」
チョロ松の顔真似をして、そこから何だかよく分からない言い合いが始まった。
「はっ…！？そんな顔してねぇし…って、かわ……じゃなくて笑ったときだけって！？んぁーおそ松だって！長男実感したこと無いけどなんか妙にってか無駄にカッコいいしさぁ！！ホントに◯貞かよって思うんだけど！？」
「◯貞は余計！実感は毎日させてる！お前に！おれはカッコいいし！？さっきから思ってたけどお前可愛いすぎかよ！！JKかよ！！もう意味わかんねぇよ！！！」
「おれだってもうわかんねぇよ！！ねぇこれもうやめない！？！？」
「そうだな！！やめよ！！！！！！」
こうして、全く意味が分からない変な言い合いは終わった。
※ほんとに自分でも意味分かりません。すみませんでした。言い合いをさせたかっただけでした……言い合いや喧嘩があってこそのおそチョロだと思うのです。
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月嵜♂眞美(プロフ) - どうしようチョロ松尊いおそ松兄さんの気持ちがめちゃくちゃ分かるぅ…あぁー…そろそろテストだけどこの作品を見て、萌えをを補給できました。私の一番好きな速度松を書いてくださり感謝感激雨霰です…(T▽T) (2018年2月7日 11時) (携帯から) (
レス) id: 4f1db2073e (このIDを非表示/違反報告)
水川 - 家宝様》ですよね！ (2017年5月4日 14時) (レス) id: 4d28e8ce20 (このIDを非表示/違反報告)
家宝 - おそチョロは、きゅん死です★ (2017年4月16日 12時) (レス) id: 1a92c3fcbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いずみ | 作成日時：2016年4月16日 3時
