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おそチョロ7 ページ7

チョロ松視点


店に入ると、店内はかなり混んでいた。レジにも行列ができている。座る場所を探すのも大変そうだ。それでも僕はデザートを食べたかった。コーヒーもいいけど、やっぱ食後はデザートで決まりでしょ?しかも、今日は遊園地デートなんだし。

それにしてもおそ松兄さん、何だったんだろう。ボーッとしちゃって。なんかすんごくブサイクな顔してたけど、なんかあったのかな?…てか、まだニヤニヤしてるし。
…いやいや、そんなことよりデザートだ。どれにしようかなぁ!どれも美味しそう!

僕たちの番が来るまで結構時間があったから、ゆっくり決めることができた。ものすごく悩んだけど。
僕は抹茶の小さいパフェ、兄さんはイチゴのアイスを頼んだ。


なんとか二人で座れる席を見つけて、荷物を置いて座った。番号を呼ばれたら取りに来てくださいと言われたから、それまで少し暇だ。

ざっと周りを見ると、やっぱり家族連れやカップル、女子学生ばかりだ。男だけ、ましてや二人で来てる人なんて全然見当たらなくて、だんだん恥ずかしくなってきた。兄さんにバレないように下を向くと、気付かれてしまったのか、兄さんが身を乗り出してきた。

「なぁチョロ松、デザート食ったらなにするー?」

「…え!?あ、うん……何しよっか」

…不自然じゃないかな。大丈夫だよね、きっと。

「おれはもっかいゴーカートやりたい!チョロ松は?」

「え?」

「何したいの?」

兄さんが僕の目をじっと見つめてくる。まるで、僕の気持ちを探るような目。何だか全て見透かされてるような気がして、恥ずかしくなりまた目を逸らした。

「あ〜もうチョロ松ー!そうやってす〜ぐ目を逸らすのやめよ?おれまで恥ずかしくなってくるから!」

もう一度視線を戻すと、口は閉じてるけど笑っている兄さんの顔があった。そんな顔がたまらなく愛しい。カッコいいんだよ、兄さんは。

その時、遠くから番号を呼ぶ声が聞こえてとっさに立ち上がった。

「…あ、番号呼ばれたから、取りに行ってくるね!」

「いや、チョロ松は座っててよ。おれが行く」

………え?…………………えぇっ!?
いやいやいや、ちょっ……はぁ!?何で!?あっ、行っちゃった………ていうかいつも飯のときほんとは届くのに「醤油取って」とか「お玉取って」とか言うくせに、何でこういう時だけ…!!もうっ……!!

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月嵜♂眞美(プロフ) - どうしようチョロ松尊いおそ松兄さんの気持ちがめちゃくちゃ分かるぅ…あぁー…そろそろテストだけどこの作品を見て、萌えをを補給できました。私の一番好きな速度松を書いてくださり感謝感激雨霰です…(T▽T) (2018年2月7日 11時) (携帯から) (レス) id: 4f1db2073e (このIDを非表示/違反報告)
水川 - 家宝様》ですよね! (2017年5月4日 14時) (レス) id: 4d28e8ce20 (このIDを非表示/違反報告)
家宝 - おそチョロは、きゅん死です★ (2017年4月16日 12時) (レス) id: 1a92c3fcbe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いずみ | 作成日時:2016年4月16日 3時

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