【おそ松さん】夢女子に送る短編集【ネタ提供】 (ページ9)

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隣の席の十四松くん。ページ9

(貴方は十四松の隣の席の子です。
貴方と十四松は高校生ですが、十四松はえいがのときの設定ではありません)

((夢主sideです。夢主→→『』十四松→「」))

「おっはよー！！Aちゃん！！」

『あ、おはよ。十四松くん』

「ねぇーね！数学の課題わかったー？僕ね、全然わかんなかったー」

『まぁ、わかったよ』

「えーすごいね！！今度教えてね！！」

『いいよー』

私の初恋の相手。松野十四松くん。

誰にでも優しくて、明るくて、かっこよくて、
こんな私にも声をかけてくれて、

私が困ってる時に「どうしたのー？」と
いつでも駆けつけてくれる。

まるで、“ヒーロー”みたいだ。

そんな十四松くんに恋している私は、

いつもマスクをしていて、マスクが外せない。
それに加え、内気な性格なためか、友達と言える人があまりいない。

自分でもわかってるんだけどなー
でもやっぱり、少しこわい。

誰にでも優しくて明るい十四松くんは、きっとモテモテなんだろうなー

もしかしたら、彼女もいるのかもしれない。

私なんかが手を伸ばして届くような人ではないのかもしれない。
それなら、私は十四松くんと話したりなんてしていいのだろうか。

「おーいAちゃーん？大丈夫ー？」

『あっ、ごめんね！ちょっとぼーっとしてて…』

「Aちゃんってさ、なんでいつもマスクしてるの？」

『えっ…えっと…その…』

「ごめんね！！言わなくても大丈夫だからね！！」

『うん…』

「今度さーテストあるよねー」

『あーそうだね』

「そのテスト、賭けない？」

『まぁ、内容によるけどー…』

「あのね、僕が勝ったらマスク外してほしいなーって…」

『え』

「無理ならいいんだけど…」

『でもさ、十四松くん。私が勝ったらどうするの？』

「なんでもゆうこと聞く！！！！」

『うーん…十四松くんってさー勉強苦手だよね…？』

「頑張る！！！！」

『まぁ、、、いいよ。賭けよう。でも、十四松くんが負けたらゆうこと聞いてね？』

「うん！！勉強がんばりマッスル！！！！」

自分で言うのもあれだけど、私は結構成績いい。

学年で3位は保っているし、推薦でこの高校に入ってきた。
友達もいないから、そんなの気にせずに勉強をやっていたからだと思う。

もし、私が勝ったら…１日だけでいいから、デートしてみたいな。

友達もいたこともないから、少し憧れている。
デート、か…

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(続く！！)