第2章ー照れている君も好きだよーpink ページ4
『今週も会えないんだ』
『ごめん、最近サッカー関連の仕事が入り過ぎ て。新曲も出すし…』
『ううん。いいよ、気にしないで。
祐也はファンのために頑張ってね。
じゃあ、また電話するね』
『本当にゴメン、じゃあね。』
『バイバイ』
俺は雑に通話終了ボタンを押しケータイを投げた。
なんでアイドルなんかになっちゃったんだろうって今後悔する。
片思いの人になかなか会えないのはさすがに辛い。
『どーしよ。』
『どーした。』
『…まっすーか。』
俺の相方といっても過言ではないまっすーこと増田貴久が俺の隣に座った。
『なに、Aちゃん?
最近会って無いからそんな顔してんの?』
なんでも分かっちゃうね。まっすーは。
『俺、マネージャーに言ってやろーか?
一日だけ休みをあげて下さいって。』
『いや、そんなことは出来ないよ。』
色々な人に迷惑をかけることになっちゃう。
『ダメ。手越最近仕事中でも浮かない顔して る。そんなんじゃずーっと色んな人に迷惑か けることになるよ。
俺から言っておくから明日は休め。』
『…わかった。ありがとう。』
『何年一緒にいると思ってんの(笑)』
俺、明日、Aに会いに行って来ます。
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作者名:ゆうほし | 作成日時:2014年5月26日 18時