転生したら脱獄王でウサポリ公に追われてます。【入間銃兎】 (ページ17)

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Aサイド

銃兎「お前、ほんとに自分のしたこと覚えてないのか？」

私は腹をくくって転生前の話、転生後の話をした。ウサポリ公さんは終始黙って私の話を聞いてくれた。なんだ、結構物分かりいい人なのかな。

銃兎「なるほどな。・・・さて、このでたらめの落とし前、お前の体で払ってもらおうじゃねぇか。一発、いや五発くらいは最低でもヤらせろ。」
『ちょちょちょ？！待って！信じて！』
銃兎「はぁ・・・俺がそんな大嘘信じると思うか？たとえ真実だとしても俺が信じると思うか？」
『思いませんね。』
銃兎「だろ？・・・もしかしてお前、俺の気を引くためにそんな嘘ついたのか？・・・ふっ可愛いやつめ。」
『ほんとに違う。変な解釈しないで。』

その後数十分間ウサポリ公さんの妄想劇と格闘していると、急に彼は

銃兎「ほんとに可愛いやつだな。今回は特別にお前のデタラメに騙されてやるよ。」
『じゃあ、私は何をしでかして犯罪者になったの？』
銃兎「お前は・・・」

銃兎「お前は勘解由小路無花果を相手に、殺人未遂事件を起こしたとして国内で最も危険な犯罪者に指定されている。」