妹にコイしちゃってるとかどこのラノベだよ？！【山田二郎】

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二郎サイド

俺とAの間を冷たい空気とまだ温かい風呂の空気で包まれた。それはここが風呂場であるということを証拠づけるには十分すぎるほどだ。

これは・・・チャンスだ！Aの裸が抱く前に見れる！流石にAは恥ずかしがりでも、ベッドの上でする大人な行為の時は裸になると思ってたからその時じっくり見させてもらおうと思ってたけど・・・。こんなに早くみられるとは！！！

二郎「よし、とりあえず入るか。」
『は？！何言って・・・ってわあああああああ？！脱ぐな脱ぐな脱ぐなこの露出狂！』
二郎「は？風呂入るんだろ？え、もしかしてお前っていつも服着ながら風呂入ってんの？」

流石にそれは俺も家族として辞めさせるぞ。

『んなわけないでしょ？！あー！もう分かったから！出たら言って！じろ兄の後に入るから！』

と言って部屋を出ようとしてるAの腕をつかんだ。
そんな事させるわけねぇだろ。

二郎「いや、お前も入んだから服脱げよ。」
『脱ぐわけないじゃん！』
二郎「は？いや、一時期一緒に入ってた時期あったじゃねぇか。」

そう、俺らはかなり昔一緒に風呂に入ってたんだよな。あんときは恋って気づいてなくてそんなにAのこと意識して見てなかったから、Aの裸ってほとんど記憶に残ってねぇんだよ。

二郎「なぁ、なんでだめなんだ？別に風呂ん中ではお前をオカズにしようとは思ってねぇぞ。」
『そんなん当たり前でしょ変態！』
二郎「じゃあなんでだよ！教えねぇと抱きつぶすぞ。」

と、言ったらAは恥ずかしそうに涙目になった。くっそかわいい抱きてぇ。

『だ、だって、男の人の前で裸になるとか・・・恥ずかしい。』

い、今『男の人』って・・・。

二郎「A、気にするな。裸の付き合いってやつだ！」
『へ？！じろ兄っ？！ちょああああああああああああ？！』

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