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「え…？」
「しげと一緒に住んでたんやろ？前まで」
「あ、うん・・・」
「ごめん、そんな悲しい顔させたいわけとちゃうねん」
寒くなってきたなぁ、なんてポケットに手を突っ込む流星くん
2人きりで話すなんて初めてだ。
まったりとした口調でただ前を見ながら喋る流星くんはなんていうか…掴めなくて
でも優しい表情とか合わせてくれる歩幅に流星くんの人柄を感じた。
「まぁ、その事について望とちょくちょく話しててさ。
しげの事どう思ってる？」
ゆっくりと流星くんの足が止まって
私もつられて立ち止まる。
「え、えっと…んと…す、好き……です」
流星くんの綺麗な瞳に見られたら
嘘なんてとてもつけない。
というかまずそんな器用なことできないし
思わず、もごもごと敬語になっちゃったりして
恥ずかしい、なんて意味もなく鼻をかく私に
ふは、と吹き出すように流星くんが笑った。
「可愛いな、Aちゃん」
「あ、えと…」
いやもう、流星くんマイペースすぎて
ついていけない！掴めない！
さらっと可愛いとか、本心じゃなかったとしても
流星くんにそんなこと言われたら
誰でもドキドキしちゃうよ！
あからさまにあたふたする私に
また笑う流星くん
同い年なはずなのに何なんだろうこの差は…
「なぁ、Aちゃん？」
「ん？」
「今、しげ二駅先にあるアパートに住んでる。
多分、女の子と」
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唯緒 - しげちゃんの誕生日なんでもう一回見に来ました！何回見ても幸せになれて最高のお話です！ (2019年8月26日 1時) (
レス) id: 9c8991db31 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 感動しています！ (2019年2月14日 18時) (レス) id: 720a443b65 (このIDを非表示/違反報告)
しげころりん - めっちゃ泣きました！ (2018年12月11日 10時) (レス) id: 911c0de7f3 (このIDを非表示/違反報告)
さくま(プロフ) - とても感動しました！ (2018年9月9日 2時) (レス) id: 29e21d31eb (このIDを非表示/違反報告)
恋夏 - とても感動しました。最高です。 (2018年7月29日 19時) (レス) id: bda6d95fa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pina
x他2人 | 作成日時：2016年12月7日 17時
