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「いや…さ、しげに鍵貸せって言うても
中におるから〜とか意味分からんこというて
急にインターホン連打しだすし…」
俺、しげ一人暮らしやと思ってたから…
全く、この状況を理解できてない望くんと
何の言い訳も出てこない私。
「…んん、ぁれ、Aやぁ、」
ただいまぁ、なんて全く呂律も回ってない声で
ふらふらと私に倒れ込んでくる。
まずい、これは確実に…
「え、しげとAちゃんって…」
ほら、やっぱり!!
誤解産んだ!!!!
そんな事も知らないで私にしっかりと腕を回すしげ。
しげがこんなに酔ってるのも初めてだし
私もどうしたらいいのか分からない。
とりあえず望くんにも手伝ってもらってしげを運ぶ。
ソファに寝かせて、規則正しい寝息が聞こえてふぅ、と息をついた。
「で、望くん、まずしげと私はそういう関係ではない」
「う、うん…信じ難いけど」
「まぁ、それは…うん、」
事情を望くんに説明すれば
一応、なるほどと納得してくれて
「しげのことよろしくな」
なんて私の頭を撫でてすぐに帰ってしまった。
やっぱり望くんはモテるだろうな…
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唯緒 - しげちゃんの誕生日なんでもう一回見に来ました!何回見ても幸せになれて最高のお話です! (2019年8月26日 1時) (レス) id: 9c8991db31 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 感動しています! (2019年2月14日 18時) (レス) id: 720a443b65 (このIDを非表示/違反報告)
しげころりん - めっちゃ泣きました! (2018年12月11日 10時) (レス) id: 911c0de7f3 (このIDを非表示/違反報告)
さくま(プロフ) - とても感動しました! (2018年9月9日 2時) (レス) id: 29e21d31eb (このIDを非表示/違反報告)
恋夏 - とても感動しました。最高です。 (2018年7月29日 19時) (レス) id: bda6d95fa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Pina x他2人 | 作成日時:2016年12月7日 17時