４０話 ページ41
その夜、また零がお見舞いに来てくれた。
降「足はどうだ、大丈夫か？痛みは？」
すごくバツの悪そうに言ってくる零に申し訳ない気持ちになる。
『大丈夫だよ。まだ少し痛むけど、薬も飲んでるし。明日には退院出来るだろうって先生が。』
降「それなら良かった。」
私はどうしても毛利さんのことが聞きたくて仕方がなかった。
けれど、怖くて聞けなかったのだ。
他愛もない会話をして、数時間が経ち、私は聞いてみることにした。
『ねぇ、零？』
降「どうした？」
『あ、あぁ、あのさ！今回の事件、毛利さんに容疑がかかってるって本当なの？』
降「おい、それ誰から聞いたんだ。」
完全に怒っている。
私が赤井さんに協力した時以来の怒りだ。
降「聞いてるのか？」
『ビクッ)私が質問してるの、答えて』
けど、蘭ちゃんが心配だ。
今回は私悪くない！
喧嘩になっても聞き出してやる！
降「黙れ。誰に聞いたのか答えろ。それから、昼誰が来ていた。おそらくそいつに聞いたんだろ？答えろ、誰だ」
『零が教えてくれないなら教えないよ。毛利さんは何もしていないはず。あの時たしかに蘭ちゃんからのメールには今父と買い物に来てるんですって入ってた。それに、毛利さんがあんなテロを起こせる程の技量があるとは思えない。』
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Mal(プロフ) - ありがとうございます！すみません単純に打ち間違いです。ご指摘ありがとうございます！ (2020年1月1日 9時) (
レス) id: 760fe6071b (このIDを非表示/違反報告)
チロル - すごく面白いです。44、45話が抜けているのはなぜですか？ (2020年1月1日 1時) (レス) id: b05fec9f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mal | 作成日時：2019年3月11日 20時
