公安のエースカップル【降谷零】

２３話 ページ24

そろそろ警察庁に行こうか、そう思った矢先思わぬ人から連絡が入った。

赤井さん久しぶりだな、A。面倒な説明は後だ。今から送る場所に来て欲しい。

え？赤井さん…？
赤井さん死んだんじゃなかったんだっけ？
あの何日も泣き続けた日返して欲しいんだけど⁉
ま、まさか幽霊⁉
とりあえず零に連絡しておこ

Aちょっとまだ辛いからやっぱり休む。気晴らしに出かけてくるから

零分かった。あまり遠出して帰れなくなったなんてことにならないようにな?笑

零、人のこと馬鹿にしすぎだよね？
まぁいいや。体調が悪いと大体どんな人でも優しくしてくれるんだなー。
昔具合悪くてジンにプリン買って来いって言ったら本当に買ってきてくれたことあったな。今思えばスーパーでジンがプリン買うとか腹筋崩壊物でしかない笑笑

そんなことを考えながら赤井さんから送られてきた住所に向かうと、馬鹿デカイ豪邸が建っていた。
工藤だと…⁉
まさか、工藤新一だったりしないよね。そんなフラグは世の中に存在しない。
そういう甘い考えでよく公安が務まるな、そう思うのはすこーーし先。
チャイムを押すとメガネをかけた糸目の人が出てきた。

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