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あの後、そのまま真冬と坂田が入れ替わるようにして入ってきた。
「あ、つけてきてくれたん？」
「うん！」
坂田は前の席に座って
私の方をニコニコしながら見つめる
「似合ってるかな？」
「もちろんやで！！」
そう言ってくれる坂田。
すごく嬉しいはずなのに、
真冬が言ってくれた言葉と、さっきのことが頭から離れなくて
「A…どうしたん？」
なんて聞いてくる坂田に
どんな返事をしたらいいかわからない
「やっぱりポニーテール似合うよ、」
なんて微笑んだ彼が真冬が縛りなおした髪の毛をそっと触ると
「A、蚊にでも刺されたん？」
なんて言われた
「え？？？どっか刺されてる？」
「わからんの？痒くないん？」
私が全然場所がわからなさそうにしていると
坂田がさっと手を伸ばしてきた
「ここ、真っ赤…」
そう言い放った瞬間
「A気づかなかった？」
頭上からさっきまで話してた真冬の声が聞こえて
首にさっと真冬の冷たい手が触れた
「っえ？真冬……」
「これ、僕がつけたキスマークなんだけど？」
「キスマーク………？」
「幼馴染のガードが固いなぁ…Aは」
目の前の坂田は私にくれた赤いキラキラしたものがつく髪留めのような瞳をこちらに向ける
「Aは、ポニーテールも可愛いけどさ」
真冬は背後からせっかく縛りなおしてくれた髪留めを外してきた
「あっ、またｯ外した」
「僕はいつものAが好きだよ。」
と、また、髪の毛を縛り直された
「ツインテールだ！」
「あんまり大人びたりしないで…A」
悲しそうな声でそう呟いた気がした。
「…はぁ…、じゃあまた後でなA」
すると、坂田がため息をついて私の頭を軽く撫でてそう言った
「うん！後でね！」
彼に手を振ると、
背後にいた真冬が冷たい声で言い出す
「………ごめん…彼氏と話してたのに遮っちゃったよね」
「え？？彼氏？」
「昨日も一緒に放課後居たんでしょ？」
「あ！うん！真冬が帰れないって言ってたから」
「…A、
「え？？私、真冬が好きなんだよっ…………ってあっ…」
真冬が私が好きな相手を坂田だとか言うから
思わず、
真冬が好きと言ってしまった。
「っ…え？」
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ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！ (2021年3月9日 15時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 桜さん» どちらか選んだら、あとあとどちらも〜ってなりそうで考え出したら止まらないですよね^^。桜さんが授業中にニヤニヤしてしまうストーリーが考えられたならとても嬉しいです (2019年9月15日 21時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - うおおおおおおおお！！！うほーーーーー！！！ｳﾎｳﾎｳﾎｳﾎ←ゴリラ (2019年9月12日 19時) (レス) id: 03a9afc29d (このIDを非表示/違反報告)
桜 - どっちかを選ぶとしたら、選べない！幼馴染みのまふくんもいいけど、いつも笑顔の無意識系あざとい王子も捨てがたい…。授業中に妄想してしまう…！ (2019年9月11日 19時) (レス) id: 03a9afc29d (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 桜さん» 幼馴染設定、結構いいですよね！！使いやすくて、気づいたら使ってしまいます(^^) (2019年9月10日 23時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rmd | 作成日時：2019年8月25日 22時
