10.Kiside ページ10
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「「かんぱーい」」
藤ヶ谷に誘われた翌日、俺らは約束どおりに焼肉を食べに来た。
…いつも二階堂とかと行くときはもうちょっと安いとこだけど、今日はなんてったって藤ヶ谷とだから…少し高級な店を選んだ。
ごめんな二階堂〜。
藤ヶ谷、喜んでくれるといいなー♪
なんて考えてると、
「ここ、いいねー、雰囲気もおしゃれだし個室だし…さすが焼肉ツウの北山さん。」
「だろー?
藤ヶ谷と飯なんて久しぶりだから、ちょっと良いとこ選んじゃった〜!」
すると、照れたように顔を背ける藤ヶ谷。
…お、照れてる〜かわいいな〜。
やっぱりさ何年経っても、キングって呼ばれるようになっても、たまに弟らしいとこ見せてくるのが可愛いとこだよなー、うんうん。
「藤ヶ谷照れてんの〜?」
からかったように尋ねると、
「っ…!?照れてねーよ!
って、北山、もう酔っ払ってんじゃねーの?
ペース早すぎだし…大丈夫かよ…」
「ん?余裕!余裕!
…っさ!肉!頼もうぜ〜!!!」
なんて言っちゃったけど本当はもう既に酔ってきた。
藤ヶ谷と2人きりなんてJr.以来だし、正直、緊張してペースめちゃめちゃ早くなってるわ俺…。
でももうここまできたら、久しぶりの藤ヶ谷との時間満喫して…パーっと呑んじゃお〜っと!
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作者名:ま き ぽ よ | 作成日時:2015年9月26日 23時