１.Ｋｉside ページ1
.
「「「お疲れ様でした〜！」」」
東京ドーム公演3日目。
今日も大盛況で公演が終わった。
一昨日の17日。
藤ヶ谷が注文して写真まで選んでくれたケーキを貰い、さらに2つもプレゼントを貰い、ファンのみんなからのサプライズに感動して…
俺は、今までにない、特別でとっても幸せな誕生日を過ごした。
正直、藤ヶ谷とはデビューしてから疎遠だったし避けられてるような気がしてたから、本っ当に嬉しかったんだ。
出会ってから今でもずっと、藤ヶ谷は特別。
自分でもよくわからないけど、表現のしようがないんだよな〜ほんと。
今までは”話さなくても分かり合える関係”なんて思ってたけど、こんなことされると、なんでいつも必要以上に避けられてんだろ、なんて思ってみたり。
……さすがキング…。
俺、男なのにだんだん脳みそが乙女思考になってきるぜ…。
…それにしても、たぶんだけど、藤ヶ谷は俺のこと嫌ってはない…はず。
それは、今回のサプライズのことでなんとなく気付いた。
だったらいつも避けてる原因はなんだ！？
はぁ…あいつと、仕事じゃなくてプライベートなことも話せるような関係になりたい。
Jr.の頃の…、俺のこと本当の兄貴みたいにしてくれた、あの時みたいに。
それに、ちゃんとプレゼントのお礼も言いたいし。
…って、今日まではそう思ってたんだけど…、
本日9月19日、俺と藤ヶ谷のデュエット曲「証」の曲前のフリートークで事件は起こったんだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 433人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ま き ぽ よ | 作成日時：2015年9月26日 23時
