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story 64 ページ16

バイトが終わってから
家に着くと廉からの着信。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
着信:永瀬 廉
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

A『もしもし？』

廉『おかえり、お疲れさん。』

A『ありがとう。廉もお疲れ様。』

廉『Aはさ、俺以外好きになったことある…？』

A『急だね(笑)…ないよ。私にとって廉以上の人はいないから。』

廉『あほやな…。』

A『え…廉…泣いてる…？』

廉『泣い…て…ないわっ…』

泣いている廉の声を聞いて、私は咄嗟に家を飛び出して、廉の家に行った。

A『廉っ！！！』

廉の部屋を開けるとそこには
泣いている廉がいて、私はそんな廉の横に座った。

廉『俺…かっこ悪…っ…』

A『なにが…？』

廉『A好きやで…ほんまに…絶対奥さんにするから…っ…』

A『うん。本当にありがとう。だいすきだよ？』

その日の夜、廉は私の横で泣き続けた。

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作者名：愛結綾 | 作成日時：2018年10月4日 9時

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