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story 97 ページ49
やっと…やっと会えた。
3年間ずっと我慢して
会いたくて会いたくて仕方なかった。
廉『寂しい思いさせてごめんな…』
A『私も…ごめんっ…ｸﾞｽｯ…』
廉『ずっとずっと会いたかった…』
A『廉っ…ｸﾞｽｯ…』
3年ぶりに会った廉はすごく大人になっていて
でも、この暖かさはどこも変わらなかった。
凛『A…？』
A『凛っ…この人…だよ。』
廉『永瀬廉です。Aから話聞いてる、いつもありがとうな。』
凛『うそっ…あっ、えっと、はじめまして。』
廉『卒業式明日やろ？』
A『うんっ…』
廉『明日、一緒に東京に帰ろ。』
凛『おめでとう、A』
全てを察した凛が優しく微笑んでくれた。
そして私を包んでくれる廉。
大好きな人たちに囲まれる幸せを感じた。
そして翌日卒業式を無事に終えた私は
廉と一緒に東京へ行った。
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作者名：愛結綾 | 作成日時：2018年10月4日 9時
