時・15 ページ17
PiPi…
バシッ!!
「ぅ〜… … 眠い… 」
…
…
…
…
「… 」
…
ガバッ!!
「!!やっちゃった!!」
「うわぁあああああ!!遅刻だぁ――――!!」
バタバタと支度をし 玄関へ!!
「や!や!や!!ダメ!!ご飯!!」
出て行こうとしたが、Uターン。
冷凍庫をおもむろに開ける。
「今日は わかめ!!」
2つ掴むと鞄にポイッ。
スニーカーを履き、玄関を出た。
「Aちゃん、おはよう、行ってらっしゃい」
「大家さん!おはよーございます!!行ってきます!!」
バタバタとコンクリートの階段を降りて行った。
朝日が差す 緑の小道。
ここは大都会の中でも珍しい緑がある地域。
でも 路地裏の裏の裏。新人の郵便屋さんは必ず迷子になる 迷路みたいな所。
杉野さんのご紹介で入居したココは、住めば都の私の第二の家。
田舎者の私が無事に過ごしているのは この辺の方々がとても優しいからだ。
「でも、マンション増えたよね… 」
最近、目の前に広がる大きなマンション群。
都会化が進んでいるのがわかる。
「あまり 都会にならないでほしいよ… 」
「って!!いけない!!」
時計を見れば8時を過ぎてる!!
9時には出社しなければいけないのに―――!!
バタバタバタッ…
「…… … あるぞ… え?」
「やば!!完全に遅刻しちゃう!!」
え…
ドン!!
「おわっ!!」
「きゃ!!」
ドン!!
バサバサッ!!
「ワンワン!!ワンワンワン!!」
「す、すみません… お怪我はないですか?」
いてて… 曲がったら人がいた〜…
壁で肘ぶったよ… 痛いけど 相手の人が先。
「よ、吉田さん?」
「ワンワンワン!!」
え… ?
「こら、ベル、しっ!!」
ベル… ?
嘘… まさか… また?
「ごめん、俺が急に路地に入ったから… 吉田さん、腕 ぶったよね?」
「あ〜… 服、こすれちゃってる… 」
服… ?
「嘘っ!!?」
バッと見ると こすれて少し汚れていた。
「これくらい 全然… 」
「本当、ごめんね」
はっ!!
「藤川様!!」
「え?」
嘘っ!!太輔がいる!!
何で ここに!?
それも 何で朝から 会っちゃうわけ!??
神様、ご褒美の大盤振る舞い過ぎます!!
遅刻の朝に起きた出来事。
これが なぜかお友達になるきっかけだった。
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もえぴっぴ。 - こんばんは。是非とも続き読みたいのでパスワード知りたいです!お願いします。 (2022年11月1日 20時) (レス) id: 066065d151 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - みいまる先生さん» みいまる先生さん、こんばんは(*^▽^*) 亀猫と申します。メッセージ欄の方へお返事してありますので確認をよろしくお願いします。メッセージありがとうございました。 (2022年10月11日 23時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
みいまる先生(プロフ) - こんにちは。 初めて主様の作品を読ませていただきました!ぜひ続編も読みたいのでパスワード2を教えてください🙇♀️ (2022年10月11日 13時) (レス) @page50 id: b1e991385d (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンニチハ!先程メッセージ欄見ました! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - 琉衣さん» 琉衣さん、こんにちは。あの、メッセージ欄って見たり書いたりできますか?コメ欄では発行してないの〜! (2021年12月18日 15時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2019年1月19日 22時