4月のはじめ 前編 ページ34
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A「んー……なんだろうか……」
朝ごはんを食べて自室に戻り、私は先程の出来事を思い出していた。
それはつい30分程前のこと。
いつも通りともさんに挨拶をしてソファに座ろうとすると、ともさんに後で話があると声をかけられた。
その時は眠さが勝って、分かったとしか返事できなかったけど………
なんて思っているとコンコン、とノックの音。
A「あ、どうぞ〜」
と「お邪魔しまーす」
ともさんに座布団を渡すと、よっこいしょと歳に合っていない声を出した。
と「ごめんね急に…」
A「いやいや…全然平気だけどどうしたの？」
そう聞くと、ともさんはうーん…と腕を組む。
と「まぁ、…そのさ、実況の事で相談…みたいな事があるんだけど…」
A「相談……話聞くよ」
私に相談なんて、珍しい。
そんな事を思いながらじっとともさんの顔を見ると、やっと口が開いた。
と「ありがとう、んーと、まぁ単刀直入に言うと…
あかがみんクラフト、辞めようかなあって思っててさ」
予想外。
予想外すぎる言葉。
彼は、首の後ろに手を当てて、なんだか申し訳なさそうに困り眉で、そう言った。
A「え……………？」
A「ちょ、ちょっとまって？どんな事があってそんなことに………そもそも皆はこれを知ってるの？」
あまりにも理解できない内容すぎて、頭をフル回転させながら言葉を選ぶ。
……きっと、何かの間違いだと信じながら。
と「んー、なんかこう、実況のスタイルっていうのかな。雰囲気自体を変えたくなってさ
団体より個人の方がいいんじゃないか、って答えになったんだ
皆には……今日の夜話そうと思って。」
A「そ、そんな…」
必死に話せば彼も納得するだろう、なんて思ったけど、ともさんの目は真剣そのもの。表情に動揺はなく、その考えを貫き通す顔をしていた。
…なんとなく、あぁ、駄目なんだと思った。
だから、せめて。
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かめそん(プロフ) - かりんさん» 最後まで読んで下さりありがとうございます……！かなり長編なのに番外編まで読んで下さって嬉しいですありがとうございます！ (2022年11月7日 7時) (
レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 最近見始めたものですけど皆の過去を見る度涙が溢れすぎて次の日に起きたら目がパンパンでビックリしてました笑番外編今から読んできますっ！お疲れ様でした！！！ (2022年11月7日 1時) (レス) id: 443c450d0d (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - ss大好きさん» コメントありがとうございます。最後まで読んでいただき本当に嬉しいです！ありがとうございました！ (2022年9月7日 1時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
ss大好き - お疲れさまでした、ありがとうございました。とても楽しかったです。 (2022年9月6日 19時) (レス) id: 3bc7687ea9 (このIDを非表示/違反報告)
りあ@プリ小説してまーす(プロフ) - かめそんさん» はい。…またみれたらその時は古参毎回視聴オタクになってみせますよ！！！！！(なに言ってんだ) (2022年8月8日 13時) (レス) @page38 id: 3b49f92543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かめそん | 作成日時：2020年12月29日 20時
