【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう 《番外編》

4月のはじめ 後編 ページ35

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A「……………私はともさんのチャンネルに属しているわけじゃないし、何言っても変わらない表情してるから、もう何も言わない


……ただ、今日の夜、きちんと皆と話し合って。

それだけは約束してほしいな」









そう話すと、ともさんはこくりと頷いて、話聞いてくれてありがとね、と部屋を出ていった。





あまりにも私はショックが大きすぎて、うんとしか言えなかったけど…………









A「…………つまり解散………？



シェアハウスはどうなるんだろう…」









そんなことを、昼食も食べずにぼんやりと考えていた。








・・・




遂に、夜。



私は重たい身体を引きずりながら1階に降りると、もう既にみんなは集まっていて、テーブルを囲むように座っていた。




私も席に着くと、ともさんは小さく咳払いをして、口を開く。









と「………ふふっ、









実は解散しません！







あかがみんクラフト続行します！！！！」









A「え？








……………え？！？！？！」









ニコニコと言うともさんに、周りもにこやかな表情で私のことを見る。








………どういうこと？だってともさんは昼間………








そんな考えが見破られたのか、鳥兄が口を開く。









よ「A、今日何日かわかる？」









A「今日、は………」









カレンダーに目をやると、4月の始め、つまり1日…って。









A「エイプリルフール…！！」









と「せーかーい！まさか騙せるなんて思わなかったよ〜」









バ「僕らも初めは騙されましたけど、すぐ気づいたんですよ」









……エイプリルフールって………なんだ………









A「よ、よかったぁ…………」









w「Aちゃんがこんな騙されるなんて珍し………




泣いとる？！？」









あ「あ〜！watoやんが泣かした〜！」









俺やない！という慌てる声を聞きながら、私は笑い泣きをする、なんともシュール。









なんだぁで終わればいいものを、解散しないと知って安堵の涙が止まらなくて、まだこの生活が続くと思うと、嬉しさで胸がいっぱいになった。









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