【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう １３

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「……楽しそうっすね………俺もゲーム好きなんです」









その言葉が嬉しくて、ついかぶりついてしまう。









と「そうなんですか？！今度一緒にゲームしましょうよ、シェアハウスとか関係なく」









「も、もちろん！」









ゲームを一緒にできるなら、もうシェアハウスをしなくても……






彼の反応に笑うと彼はシェアハウスについて質問してきた。









……シェアハウスが楽しい、か………









答えはもちろん、決まっている。









と「もちろん、もし来て頂けるなら全力で楽しませますよ」









そう言うと、彼の目が一瞬揺らぐ。









……やっぱり彼には、何かが決断を邪魔している気がする。








なんだろう…


彼の今までの人生はなにも知らないから、ハッキリとは言えない。









俺ができることは、シェアハウスは絶対に楽しいと言い張ることだけ。









あとは…………









と「…………………シェアハウスって、仲間の集まりなんですよ









どんなに辛くても、どんな嬉しいことでも、









全部仲間と分け合えるんです













……簡単に言えば、









どんな時も独りじゃないんですよね」









俺が言い終わると、彼は目を少し見開いて、考え込んだ表情になる。






………伝わったらいいな、









そう願っていると、彼は俺の顔を見た。









さっきの、不安そうな顔はなくて。









「……入ってもいいですかね、シェアハウス」









小さいけど、どこか重みのある声。









彼の言葉がここ最近で1番嬉しくて、どうしようもなくこの嬉しさを伝えたくて。









と「もちろん！！これからよろしくね！」









つい敬語が外れてしまったけど、彼はそれを楽しそうに笑ってくれた。









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