【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう ９

料理好き ページ21

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A「んん〜！美味しい！」









撮影用にともさんが作ったかき氷を食べる。





動物をモチーフに作ったらしいけど、そこは気にせず豪快に耳から食べる。









と「ふふ、良かった〜」









頭はキーンとするけど、口の中はいちごでいっぱい。






ともさんは嬉しそうに私がかき氷を食べるのを眺めていた。









そういえば………






ともさんって料理得意だけど、いつからなんだろ…









ふとした疑問が頭に過った。









A「ともさんってさ、いつから料理好きになったの？」









と「料理？んー……お菓子とかだったら中学過ぎた辺りかなぁ……」









A「中学かぁ………









あ、じゃあクミさんもその事知ってるの？」









丁度ソファに座ってテレビを見ていたクミさんに話しかければ、私の顔を見て頷いた。









ク「よく甘いもの持ってきてた、私そんな好きじゃないのに」









ムスッとした顔をしながら言うクミさんに苦笑いをする。





ともさんはいいじゃん別にー！！と頬を膨らませた。









と「大体甘い物無理って言ってたけど、何だかんだ美味しいとか言いながら食べてたじゃん！」









ク「あんな食べてくださいみたいな顔で見られたら食べるしかないでしょ……









しかも砂糖少なめに作られてたし」









ちょっぴり口喧嘩になりつつあるけど、これはもう日常茶飯事のことだからみんな笑いながら楽しんで見ている。









……もちろん私もその中の1人なんだけどね。









と「そんな顔したかなぁ……………









え、ていうかさ…俺砂糖少なめとか言ってたっけ？」









ともさんがそう言うと、クミさんは慌てたようにソファから立ち上がった。









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