【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう９ (ページ22)

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幼馴染だから分かること？ページ22

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ソファから立ち上がったクミさんは、少し慌てたようにともさんを見ている。

と「あれれ～？もしかしてクミ俺の手作り大好きだった感じ～？」

だから砂糖少ないとか分かったの～？と煽りを入れていくともさん。

ク「うるさいっ！とものくせに…！」

段々と顔を赤くしながらも睨みをきかせるクミさん。

バ「………ふふっ、ともさんの手作りが大好きなことは否定しないんですね」

ク「バステンさんまで…！

………………別に嫌いじゃないし……」

そっぽを向いて言ってるけど、顔が真っ赤。

A「ふふっ、クミさん可愛い……」

ク「………はぁ………最悪………」

クミさんは頭を抱えて、もう一度ソファに座り直した。

ともさんはにやにやしながらクミさんに近づく。

………絶対近付かない方がいいと思うけど………

と「まさか俺の手作りを好きでいたなんて～……

痛っ？！」

想像はついていたけど……

腕をバシン！と叩かれたともさんは怯えたように数歩後ろに下がった。

ク「……………調子乗りすぎ」

と「………すいません

……あ、分かった、じゃあはいこれ」

そう言って出してきたのは、さっき作っていたかき氷。

味は色的にブルーハワイかな……？

クミさんは黙ってそれを見つめた後、ゆっくりとスプーンを手に取って1口食べる。

少し流れる沈黙。

ク「……………良いんじゃない」

と「ふふ、素直じゃないな～……っぶな！」

足を蹴られそうになったともさんは素早くバステンさんの後ろに隠れた。

A「……ふふ、今日も平和だなぁ～」

ともさんはクミさんに褒められて口角が上がっていて

クミさんはともさんの美味しいものを食べれて口元が緩んでいるのを見て、

そんな事を口にした。

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