其ノ四 ページ5
坂田「え、伊黒さん大丈夫?とりあえず止血してから蝶屋敷に来てもらわなあかんな...しのぶ!」
胡蝶「あらあら、どなたがこんなことを...」
みんなは一斉にあまちゃんの方をむく。
ま、そりゃそうだよね
天月「すみません、つい...」
坂田「まぁ伊黒さんやしええよ」←
胡蝶「優、救急セット持ってますか?」
坂田「もちろんやでしのぶ。えーっと、うわぁ結構出血しとるでコイツ。ガーゼが勿体ないわ」←
伊黒「(´;ω;`)」
『あ、待って任せて』
『歌の呼吸____弐ノ方__仮歌唱《エフピーエス》』
懐かしいまふくん、一ノ瀬師は...そらるさん((、さかたん、うらたんのそらまふうらさかの曲。
この歌、確かまふくんが死んでR.I.Pするから
今の伊黒さんぐらいの状態だったら元に戻せる!
『ごめん、死んでんだ R.I.P!!』
その歌詞と同時にムクリと起き上がる伊黒さん。
よっしゃ成功!!
パチパチパチ...
ん?拍手されてる?
産屋敷「さすがだねA。歌の呼吸を上手く使って小芭内をすぐに治療してしまうとは。」
お、御館様!?
私は即座に膝をついて頭を垂れる。
『有り難きお言葉です...!あの、無礼なことは承知の上で親方様にお願い申し上げたいことがあるのですが...』
産屋敷「?なんだい?」
『その...わ、私を抱き締めて貰えませんでしょうか??』
他の全員「!?!?!?」
御館様に1度ぎゅってしてもらいたかったんだよね。
落ち着くから。
産屋敷「...もちろんだよA。」
ぎゅっ
はぁ、やっぱり落ち着く...!
そしてホントにやってくださるとは...
御館様、本当に大好き...!
産屋敷「...ほんとにAは可愛いね。私の子供たちのなかでもずば抜けて可愛い。」
そう言って御館様は私の頬に接吻をした。
ん?私の頬に接吻??
『お、御館様?/////』
産屋敷「おっといけない。実は私忘れていたものがあったんだ。これを。」
御館様の綺麗な手から渡されたのは藤の華の形をしたペンダントのようなもの。
産屋敷「珠世さんからの預かり物なんだ。命の危険に晒されたらこれを使えと。それじゃ、気をつけてね」
そう言って御館様はまた去っていった。
胡蝶「どうやらそのペンダントにはとても協力な藤の花の毒が入っているようですね」
いつものニコニコした笑顔でしのぶは言う。
ペンダントも気になるけどそれ以前に...
『御館様...』
うっ、思い出すだけで顔に熱が集まってくる...!!
126人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
U - グッドォォォ (2023年1月4日 17時) (レス) @page12 id: e315cc16fd (このIDを非表示/違反報告)
SURUMEα(プロフ) - ぶぃ、さいんさん» おま、いつの間に!!!!あんがとな!! (2020年8月4日 17時) (レス) id: 06f5af4473 (このIDを非表示/違反報告)
ネリネ(プロフ) - お館様を激推ししているので、ぎゅーはキュン死しそうになりました。 最高です! (2020年7月24日 23時) (レス) id: 3dce6c1b23 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ、さいん - あ、好き…やっぱ天才やなぁ (2020年5月9日 21時) (レス) id: 1a571a3bad (このIDを非表示/違反報告)
SURUMEα - キツネ.クラークさん» 題名めっちゃ考えた上でこれしか見つからなくて(泣)褒めていただけて嬉しいです(*´∀`*) (2020年3月25日 0時) (レス) id: 2c1f0bbea4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:SURUMEα | 作成日時:2019年10月20日 21時